いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

YAMAHA MONTAGE(モンタージュ)の音を聴いての印象

2016年06月13日 | 音楽日記

先日、京都JEUGIA(ジュージヤ)での

YAMAHA MONTAGE セミナーに参加してきました。

 

デモンストレーターは氏家克典さん。

 

 

YAMAHAシンセサイザーの音色制作等を手がけているキーボードプレーヤーです。

さすがのテクニック、ロック系からジャズっぽいのまで、

音色に合わせた演奏が次々くりだされます。

 

前の記事でも紹介しましたが、

進化したFM音源(FMX)が搭載された、という、

AWM(サンプリング音源)とFM音源のハイブリッド機器、

SY99からどう進化したのか、が注目です。

 

こまかいスペックなどはYAMAHAのホームページを見てもらうとして、

 

http://jp.yamaha.com/products/music-production/synthesizers/montage/

 

ざっと、MONTAGEの印象を書いていきましょう。

 

まずは、とにかくレンジが広い。

 

ダイナミックレンジや周波数のレンジなどが広い。

広過ぎる、といっていい。

 

音の出口であるアナログ回路にかなりのこだわりがあるようで、

とにかく、出音がスゴイ。

 

映画音楽などのサントラがこれ一台でできそう。

 

逆にバンドだと、音のレンジが広過ぎて浮いてしまうかも、という懸念。

 

アンサンブルの場合、それぞれの楽器がそれぞれの周波数を受け持つっていう、

例えば、ベースだと低音、バスドラはもっと低音、ギターは中音、シンバルは高音とか・・

すべてのレンジをカバーしてしまうと、他の楽器とのバランスがとりにくくなります。

 

逆にいえば、それだけ音がいいということで、

今は主流のパソコンのソフト音源だけでの制作から、

MONTAGEのみを使っての制作でもいけそう。

 

購入するか、と言われれば、微妙なんですが、

かなり魅力的な仕上がりにはなってると思います。

 

初心者や機械の苦手な人には、ちょっとキビしいかもしれませんね。

 

 

Roland公式のソフトウェア・オンライン・ストア【Roland Content Store】

 

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