FM音源が難しい、という原因のひとつが言葉です。
その最もたるものが、この「Algorithm(アルゴリズム)」。
数学の解法を表す用語らしいのですが、
とっつきにくいですよね。
最近は、アルゴリズム体操なんていうので
ちょっと馴染みになっている言葉ではありますが。
FM音源のアルゴリズムとは、
オペレーターの積み方と言えばいいでしょうか。
ここで、どういう音を作るか、という方向性を決めます。
と言っても、ピンとこないかもしれないので、
それは実際の音作りの時にまた説明しますね。
アルゴリズムの形は、前回のOutput Level(アウトプット・レベル)の右下、
F8「Alg」を押せば、画面に表示されます。
ダイヤルを回すと、次々といろいろなアルゴリズムが出てきます。
アルゴリズム1番は、縦一列に並んだ形で、
最後のアルゴリズム45番は、横一列に並んだ形。
DX7 DX7II などには、本体右上に32個のアルゴリズムが書かれています。