いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

思い出のシンセ・機材「Roland Saund Canvas SC55 その3 ~YAMAHA vs.Roland~」

2016年07月17日 | 思い出のシンセ・機材

今回のサブタイトル、

「ゴジラ対キングコング」

みたいですが・・

 

ちなみに私が映画館で最初に見た映画が、

「ゴジラ対キングコング」。

 

こわかったなあ。

 

ゴジラとキングコングって映画会社が違うんじゃないか、

という疑問もありますが、

昔はおおらかだったんでしょう。

 

話がそれてしまいましたが、

YAMAHA対RolandのGM主導権争いは、

結局、Rolanndが征することになります。

 

最も、それが表れているのが、

ドラムの音色配置。

 

61鍵盤だと最も下のC(ド)の音が、

バスドラムになっています。

 

ヤマハはA(ラ)の音がバスドラムでした。

 

これは、ドラムのスコアでは、

ヘ音記号の五線のA(ラ)の音がバスドラム

というのに合わせています。

 

譜面から打込みをする時に、

この方が、わかりやすいかなと思いますが、

 

C(ド)の音をバスドラムとする

Roland方式が一般的になります。

 

昔のビデオテープで、BETAとVHSの

やはり、主導権争いがあって、

VHSがスタンダードになったように、

 

論理的に良い方がスタンダードになる

とはかぎらないわけですね。

 

(つづく)

 

 

 

「往年の銘器“SOUND Canvas”がWindows/Macで蘇る。プラグイン・シンセ化を実現したDTM音源のデファクト・スタンダード」

 

  

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