いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

いまさらながら経済について考える #001

2016年03月15日 | 音楽と経済

現在は音楽を生業にしていますが、
大学は音楽とあまり関係ない経済学部。

もともと英文学的なことはやりたかったんですが、
すべり止めで受かったのが経済学部。

そんなわけで、あまり勉強しなかったんですが、
最近のこの不景気状態。
日本はこのままで大丈夫? と、
遅まきながら、最近、経済というものに興味がわいてます。

 

音楽などのイベントごとは景気が悪くなると、まずカットされるところ。
景気が良くなってもらわないと、われわれミュージシャンは困ってしまうわけです。

フィリピンや東南アジアに行った人の話を聞くと、
貧富の差はまだまだあるにせよ、すごい勢いで発展しているらしい。

人口分布図などを見ると、明らかに平均年齢が若い。
比べると日本はかなり高い。

 

それで、アベノミクスの敗因(あえて失敗と言います)を私なりに考えてみると、

アベノミクスは強壮剤。ユンケルみたいなものですね。

ユンケルとか飲んだ人はわかると思うんですが、
ガッと元気になった後、疲労感がドッとくる。

大企業に増刷したお金をバラまいて、景気がいいように見せかけ、消費行動を煽る作戦だった。

しかし、日本は思っているより、老化が進んでいて、
思っていたようなパフォーマンスが発揮されなかった。

本当は、まず基礎体力をつけて、それから運動させるべきだったのに、無理やり走り回らそうとしたわけですね。

なので、これから疲れがドッと来なければいいんですが、
円の大量増刷により、円安はますます進んでいくだろうし、
自分の身は自分で守るという経済的な姿勢が
必要になってくるんでしょうね。

 

 

HP. http://noanoaai.com/        by  NOANOA AIR / Akira Iwasaki

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