実際の機種を見ていく前に、
チェックしておきたいことがあります。
1. 鍵盤の大きさ
2. 鍵盤数
3. 重量
の、三つです。
鍵盤の大きさには、標準鍵盤とミニ鍵盤があります。
ミニ鍵盤は、安価なキーボードによくあります。
なるべく、標準鍵盤をオススメします。
※この講座では、標準鍵盤を扱います。
※KORG SV-1は、ピアノタッチで73鍵というあまりない鍵盤数。私、イワサキはこれの赤を使っている。
鍵盤数とそれぞれの特徴は、
61鍵 シンセの中では標準的。ピアノ曲などでは鍵盤が足りない場合がある。
76鍵 ピアノ曲にも対応できる、鍵盤数が多いキーボード。ハイエンドな機種に多い。
88鍵 ピアノと同じ鍵盤数。ピアノタッチがほとんど。オルガン音色などには不向き。
その他に、特殊なものとして、
49鍵 コンピュータの入力用や専門的なシンセに特化した機種にある。
などがあります。
鍵盤数が多くなるほど、重量も増えます。
ライブなど使う場合、76鍵の場合、車などがないときびしいですし、
88鍵では、一人で持つのも大変な機種が多くあります。
ライブでも使いたいけれど、重いものが苦手な人には61鍵。
見栄えや本格的なことにこだわる人は、76鍵。
ピアノタッチがほしくて、家でのみ弾くなら、88鍵を選ぶといいでしょう。