「キーボードは何を買えばいいでしょうか?」
という質問は、キーボード初級者で、
バンドをこれからやる(最近やり出した)という人が多い。
基本的には、61鍵のライブ用軽量シンセ(10万円以内)を選ぶのがいいだろう。
もちろん、本格的なシンセ・ワークステーション系(2~30万円)から選ぶのもアリだ。
ただ、これらは機能、音はいいのだが、重く、最近のものは起動時間がやたらと長いモノが多いので、対バンなど、早い転換を求められるアマチュアにはちょっとツラいかもしれない。
※写真は、5月5日の京橋ベロニカ、ロレックスバンドでのセッティング。下は、デジタル・ピアノ、Roland RD700EX(88鍵)、上はMOX6(61鍵)。MOXは、オルガン、ブラス、ストリングス、SE、シンセリードなどの音を、RDはピアノ、エレキ・ピアノ(Hit Rhodes)を使う。RDは、ライブハウスやスタジオにある定番のピアノタッチの専用キーボード。
日本の代表的なシンセ・キーボードのメーカーは、
YAMAHA(ヤマハ)
Roland(ローランド)
KORG(コルグ)
の3社。とりあえず、この中から、選ぶのが無難。
CASIOもあるが、ちょっとマニアックかな。
海外メーカーは個性が強いので、最初は避けた方がいいかも。
ただ、音楽はセンス、なので、
見た目が好き!
というものを選ぶのが、一番いい。
ただし、専用機(アナログシンセの音しか出ない)ということもあるので、自分の用途に合ったものか、確かめること。
その際、この講座が役に立ってくれると、うれしく思う。
次回から、実際の機種を見ていこう。