出会い。

LEICA M6TTL / Leica summicron M35mm F2.0 / Kodak E100VS
Japan 佐賀伊万里 大川内山 / 20120823

出会いは、人との出会いだけに限らないと思う。
訪れる所との出会いもあると思う。

初めて、訪れたここ。
車で道を走りながら、歩きながら、、、
通り過ぎる風景や、奇麗なカフェーや、工房、店に出会った時に、

幸せだな～と思い。
今の一時が甘い～と思ってしまう。

珈琲カップ。

LEICA M6TTL / Leica summicron M35mm F2.0 / Kodak E100VS
Japan 佐賀伊万里 大川内山 / 20120823

工房には誰もいない。
この時間にはいないのか、もうやっていないのか、、、分からない。
珈琲が好きだから、
目は自然と職人さんが作った陶器のカップしかいかない。

カップは高いけど、
目を張るように奇麗、、、。

にわか雨。

Ricoh GRD4 / Japan 佐賀伊万里、20120823

にわか雨って、辞書を調べたこともなく、
ただ、ニュアンスとその時の雰囲気、用例によって分かった単語だ。

言葉って、、、不思議だと思う。
辞書の定義ではなく、
その単語自体、
「に・わ・か」という発音の中に、それが意味することをよく表しているから。

電話。

Ricoh GXR MOUNT12 / Carl Zeiss Planar F2 50 ZM / Japan Nagasaki 20120822

約一時間あまり、電話の向こうからの怒りと、苦しみ、鬱憤を聞いた。
聞いたけど、私はあまり声を掛けることが出来なかった。

それは、私には答えを持っていなかったからだと思う。
何もして挙げられることが何一つなかったからだと思う。

ただ聞くことしかできなかった、、、。

懐かしさ。

RICOH GXR MOUNT A12/ SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical /
Japan Nagasaki HUIS TEN BOSCH 、20120814

最近、、、イタリアに行った時のことをよく思い出す。
最近の空と、雲の形、暑さが、あの日のイタリアのものと似ているかもしれない。

懐かしさは、
その時のすべてのことを、、、美しい思い出に変えてしまう。

すべて、一つ。

RICOH GXR MOUNT A12/ SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical /
Japan 由布院 亀の井ガーデン 、20120813

写真を撮る時に、心かけているのは、
すべてを収めようとしないこと、、、。
何かは捨てること。

人生も同じだと思う。
すべてを取ることは出来ない、、、。
一つは捨てないと行けない。

旅の思い出。

RICOH GXR MOUNT A12/ SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical /
Japan Nagasaki HUIS TEN BOSCH、20120814

母と妹が長崎に来た。
最後の日に妹が言う。
「夢のように過ぎた～」

多分それは素敵な旅だったという意味よりは、
この何日がとても短く感じたということだろうと思う。

別れはいつものように辛い。
傍に居てやれないだけ、辛い。
更に痩せた妹の肩にすべての荷物を置いたようで、、、辛い。

そして、いつものように、別れる場面はさり気なく。
それは、僕の心を隠すため。

非難。

RICOH GXR MOUNT A12/ SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical /
Japan Nagasaki、20120808

自分の国に対する非難を聞くのは、辛い。

平行線と辿る主張の中で、
同じように無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりますか？

一切の悪意と一緒に捨てなさいと、言われていますが、、、
逆に神様の教えを捨てるのですか？

暑い日々。

RICOH GXR MOUNT A12/ SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical /
Japan Nagasaki 下五島 水の浦教会、20120805

暑い日々が続いている。
故郷の親が心配だ。この暑さに大丈夫かな～と心配になる。

外はとても暑い。
教会堂に入ると、
暑さに、木のにおいが滲む。
でも、それも少しの間だけ、、、古い長椅子に腰を下ろして、目を静かに閉じると、
涼しい風が、
この教会堂の中を巡っては、、、、通り抜ける。