写真、時々言葉。

美しいもの、心に響くもの、、、、を大事にしたい。

一度のみのあの日のことは、

2024年06月21日 | roll of film


Leica / 50mm 1.4 / Kodak Color Plus 200 / 202406 DIC川村記念美術館

壁一面に広がっている作品に魅了され、なかなか離れないままでいると、、、

記憶の向こうに静かに根付いていて息をしていたある日のことが思い起こされる。
同じように一つひとつの作品を注意深く熱心に鑑賞をして行く母の後ろ姿が目に浮かんできたのだ。
雑多な家事と祈り熱心だった母の姿しか知らなかった僕としては、新鮮な衝撃だった。
一度のみのあの日のことは、
今は、僕の心に静かに波打ちながら、痛みをもたらす。

それにしても、あの感動を売店で販売している小さなハガキで持ち帰ることが出来ない。

















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