Leica / 35mm / 長崎、本河内のルルド、201902のある日の午後
笑いが絶えない。その話は、もう何べんも聞いているのに、笑ってしまう。
時には、内容がよく呑み込めない時もある。
でも、やっぱり笑いは絶えない。
その彼が言う。こんなにも早くしぼんでしまうとは、その時は想像することすら出来なかった。
その時は、すべてが輝いていた。
未来は明るく、新しい。あの酷い十字架でさえ新品のようにピカピカしていた。
笑いが絶えることはなかった。
あの笑いはどこに行ったのでしょう?
とても手厳しい指摘に、その上とても痛いところを触れられたような感触を覚えてしまうお言葉に、
身震いをしてしまう。
幼稚なまじないを自分にかける。
楽しく生きようと、、、。今はとても楽しいと。
いや、今もやっぱり笑いは絶えない。