当時はそう呼んでいたのでして. .・
この◇ryも幾年月が経つほどに、
想いの深まる宝もの。
*-*-*-*-*
暮らしやすく、なりました。
気温も日毎に秋へと深まり、
情緒もしずと...
音無しく。
ひそり...
おだやか。
そういうこの頃。
「 乃一さん乃一さん。」
「 ん? 」
「 ほら、見てみてください。今夜は月が綺麗だよ。」
だーたんとお買い物がてらのお散歩は、
夜道の彼方へ伸びた夜空まで。
‘ - ‘ )^_^)/
「「 ………。」」
月を示すたったの指一本に、
目線を釣りあげられて顔を上げると...
煌 々 煌 々
磨きこまれた白い皿...として煌めく、
お月さん。
(( 透けそう、、、お皿。))
風に流れて
よぎってゆく
濃ねず色した薄雲は...
ときたま月に掛かって翳ると
痛ましいやうな清らさで涼やかに空を覆った。
... ... ... 。
そのコントラストが、
妙に透明感を醸すのでした。
∂ _ ∂ )^_^)/
「「 ………。」」
知ってるのかな 、
夏目漱石の...とある訳語だと。
きっとわたしの深読みしすぎだとしても...
I love you
と、
言われた気分。
月がきれい...な、だけ。
ただただ、
月がきれいなだけ。
なのは...わかっていますけれど...
I love you
と、
言われた気分。
*・_・)^_^)/
「「………。」」
あなたって...
あたしにはお不動様か仁王様なの。
お山のやうに度肝が据わっていながら、
ニカーッ!と笑えば
太陽みたいで、
そのお顔。
初秋の夜に、
隣で照ってる太陽さん。
太陽さんの、ねぇ...あなた。
あなたが示してくれた夜空には、
まだも煌煌お皿の光って。
指さきっちょの白いお皿が恬とお澄まし、
バランスとっていましてよ。
(( ...きれい。パアル玉にも似てる... ))
わたし
「 … ... ...。ほんと、」
だーたん
「 ん? 」
わたし
「 ほんと...きれいな月夜のお晩だね。」
だーたん
「 あぁ。美しいよ。」
^-^)^_^)
こまかなガラスの粒がアスファルトに均されて、
路面に数えきれない星屑変幻しているわ。
キララ舗装の地べた
そこに、長く...ながく...長ぁく、
間伸びして映る二人の影よ。
月の光りと道々たたずむ街路灯が光源になって。
歩くたんびに タテ ヨコ ナナメ と向きを変えては...
くるり 、
くるくる 、
くっついてくる 。
2人3脚4本足を軸にして...
ふたりの周りを
ふたりの影身も回るわ、
ふたりの心も踊っているようね。
このまま長く...なぁがく...末長く...
ワルツを踊りましょうね、
一緒にね。
きれいな月夜の...永遠に。
*-*-*-*-*
〜 LL p.p.s 〜
(2015/秋月星日の◇ryより)
ちょうどスーパームーンの夜でした。
あれから5年の時が流れていても、
永遠持続中な私たち
2人家族であります。