(サギソウの鉢)
サギソウはラン科サギソウ属の湿地性の植物で佐賀では樫原湿原で見ることができます。
数年前に近所の花好きの方からサギソウの球根をいただき自宅でも育てています。
この夏の暑さにも負けずに元気に花を咲かせています。
サギソウの花をよく見てみると長いしっぽ(距といいます)に水が溜まっています。
これは何だろう?
調べてみると夜に来るススメガや昼に来るセセリチョウのために蜜をためているとのこと。
一つ切ってなめてみると確かに甘い~
スズメガやセセリチョウは下にある穴から長い口を伸ばして中の蜜を吸うのだそうです。
その時にネバネバが付いた花粉塊が付き、それを別の花に持っていくという仕組みです。
シャープペンの先で触ってみると花粉塊が付きました。
またサギを思わせるヒラヒラの切れ込みは何のためにあるのだろう?
調べてみるとこれもスズメガがとまりやすい形だとか。
ランの花と昆虫の関係が面白いです。
畑で作った唐辛子でリースを作り、玄関に飾りました。
夏にぴったりの、魔除けのリースです。
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