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先日の環境フォーラム(5月27日)でお話された朝日新聞記者の斎藤健一郎さんの生活が
とても気になりましたので紹介いたします。
電気に頼らず暮らしたい。
東京都心のマンションで一人暮らしの記者が思い立ち、電気の契約アンペアを
40アンペアから最小の5アンペアに切り替えた。
エアコンも電子レンジも使えない。
電力会社からは「普通の生活ができない」そう告げられた。
でも、そもそも普通の暮らしって何だろうー?
電気頼みの生活を見つめなおす生活が始まった。
写真は~文章とは関係ありません。
そもそも5アンペア生活にをしようと思い立ったのは、2年半の福島在職中に
東京電力福島第一原発の事故に遭ったことが一番のきっかけとのことです。
育てた農畜産物や郷土を多くの人が奪われる姿に接し、東京に移動してからも
様々な犠牲を強いている電力会社の電気をジャブジャブと使う気分には
なれなかったとのことです。
忍耐覚悟の5アンペア生活だったが、始めてみると発見に満ちて飽きることがない。
電気がないと困るのは、パソコンや携帯電話などに限られる。
レンジや炊飯器といった製品はほとんどがほかの方法で代替できる。
夏の暑さや冬の寒さも工夫して乗り切ったとのこと~
その生活の様子を朝日新聞に記事で紹介すると予想外の反響があり、
若者から年配の読者の方々まで共感のお便りが届いたとのことです。
昨年9月から名古屋に転勤。
今年から結婚して二人生活になっても5アンペア生活は続けるとのこと。
果たしてどんな生活になるのか~
電気を(エネルギーを)使い放題に使う現在の生活。
これでいいわけないよね。
と言いながら、この恵まれた生活を捨てることはできない私たち。
ちょっと考えさせられる環境フォーラムのお話でした。
斎藤健一郎さんの生活がもっと知りたいという人は、
3月に出された本「本気で5アンペア」をお読みください。
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