祝島島民の会、山口県漁協本店(下関市)へ抗議!!
間に合わない人は、電話・FAXで抗議をしましょう~!!
本日27日、午前10時半~
山口県漁業協同組合 本店
〒750-0065
下関市伊崎町1丁目4番24号
TEL:083-231-2211 FAX:083-231-6466
http://www.jf-ymg.or.jp/html/gyokyo.htm
山口県漁協は、またもや祝島の島民の上関原発反対の声を押しつぶすために、組合総会を開いて、補償金を無理やり受け取らせようとしています。
3月4日に開くという通知がありました。
祝島の島民の会は、これに抗議して緊急の行動を起こしています。
山口県、中国電力、そして山口県漁協は、3・8集会を前にして、上関原発を建てさせない県民の声を恐れています。その中心になっている祝島の島民のたたかいをお金によって分断しようとしています。
上関原発をつくらせない課題は、3・11福島原発事故以降の現実をみるとき、祝島島民の課題だけではありません。全県民の自らの問題です。
間に合う人は下関市へ。
また、電話、ファックスで意志を伝えましょう。
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以下、転載します。拡散をお願いします。
ニコニコ通信No.4 2014/2/27 文責 鍬野保雄
27日午前10時半祝島島民が県漁協(下関)に抗議へ
応援に行こう!!
27日、午前10時半に祝島島民の方々が山口県漁協に抗議でやって来られるとのこと。県漁協は、祝島の漁民に漁業補償金を受け取らせようと、来月4日、漁協総会をさせて議決をしようとしている。
しかし、漁業権は漁協総会の過半数で決められるものではない。これについて上関原発建設阻止闘争の理論的後ろ盾になって来られた熊本一規先生(明治学院大学教授)は次のような見解だ。
「漁業権を侵害するには漁業補償が必要で補償金を受け取らない限り漁業を営む権利を奪われることはありえません」
「漁業権を持つものが「漁協」であれば総会決議で決められるということになりますが、漁業を営む権利である漁業権を持つのは「漁民」であり、免許を受けるが漁業を営まない「漁協」ではないということです」
「ダムや原発をつくるのに都合のいいように「漁協」の権利にすり替えられて来たようです。そして漁民をあきらめさせて補償金を受け取らせて、同意したことにするのです。これまで県漁協が祝島支店の代わりとして補償金を受け取った後でも、祝島支店に受取りを迫るのは、実際に受け取ってもらわなければ困るのです。今後は、祝島支店の総会決議でもって受取りを迫ると思いますが、実際に全員が受け取るまでは決まらないということです。」
たとえ過半数で議決されたとしても反対漁民が居る以上、漁業権は奪われない。諦めさせるため、また漁民を分断させる漁協総会決議をさせてはならない。祝島漁民は30年以上前から反対を明らかにし続けて来た。それに横槍を入れて漁民を分断し、原発建設に大きく前進させることになる。
祝島の人々がやって来る。彼らを支援するために10時半に県漁協前へ集まろう。
原発補償金配分で来月4日採決集会 祝島で山口県漁協
14年2月25日
中国電力上関原発(山口県上関町)建設計画に伴う漁業補償金をめぐり、山口県漁協本店(下関市)は3月4日、上関町祝島の祝島公民館で、祝島支店分の補償金配分案を採決する同支店の組合員集会を開く。組合員に24日、通知した。 集会はこれまで3回計画されたが、天候不良や反対派の抗議行動などでいずれも中止されている。同支店分の補償金は約10億8千万円。支店は長年、受け取り拒否の姿勢を貫いてきたが、無記名投票で採決した昨年2月の集会では一転、受け取り賛成が多数を占めた。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20140225093345535_ja
熊本先生の「漁協には漁業権はない、漁業権は漁民にある。一人でも反対があれば漁業権は奪われない。」
この解説は熊本先生の講義で、youtubeで見れる。
http://www.youtube.com/watch?v=oE_-GkU8etU
山口県漁協・駐車スペースはあります。地図は↓
https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%8C%E6%BC%81%E5%8D%94&ie=UTF-8&ei=IQ8OU9CoF4iClAWpjYGYCg&ved=0CAkQ_AUoAQ
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PDFファイルを添付します。
ニコニコ通信No4-1byKuwano.pdf