今週金曜日、11月28日(金)は、上関原発計画に反対して、山口県庁前アピール があります。
毎月、第4金曜日に行っています。
上関原発計画の白紙撤回まで、私たちは県庁広場で訴え続けます。
3・11福島の事故のあと、その収束も、放射能汚染からの避難の措置も、子どもたちの疎開、保養・移住の対策もなにもなされていないまま、国は、原発回帰を目指して、上関原発計画を生き延びさせようとしています。
今の政権は、原発の新設・増設に道を開こうとしているのです!
公有水面の埋立てをめぐる山口県知事の延長申請への「態度保留」・先延ばしが、それです。
あれこれの理屈をつけて、結局、国のエネルギー政策の再稼動と原発回帰を、山口県は待っているのです。
手続きからも法の精神からも、公有水面埋立法に完全に違反しています。
私たちの県庁広場のアピールの目標は、この違法をやめさせること、上関原発の白紙撤回を実現することです。
午後5時から、山口県庁前広場です。
何か発表したい人は、前もって準備してきてください。
なお、午後6時より、道場門前商店街⇒ 山口井筒屋前⇒ 中電・市民会館前の定例金曜デモ も行われます。
ご都合のよろしい方は、ご参加ください。
テレビ東京で、上関原発計画が取り上げられました。
『故郷に原発が… あなたなら どうする?』
いま各地で原発の再稼働の是非が議論されていますが、実は、更に原発を増やす計画が進んでいるんです。
その予定地がこちら、半島と3つの島で構成された山口県上関町です。
予定地のすぐ目の前にある祝島の住民は、建設に反対していますが、その他の住民は賛成にまわり30年以上対立を続けています。
もし、故郷に原発が作られることになったら、あなたならどうしますか?
【動画】はこちら↓
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/life/post_79234/
未来の世代に何を残したいのか、本当の豊かな生活とは何なのか、
という視点で考えると、自ずと答えは出てくると思うのですが。
【12月の市民学習会】
◎12月5日(金)
原発関連の動画を見て語る会
◎12月19日(金)
『原発をつくらせない人々~祝島から未来へ~』(岩波新書)の著者
山秋 真(ヤマアキシン)さんを迎えて
~女性が動けば世の中が変わる~
山秋 真さん プロフィール
神奈川県出身。ノンフィクションライター。
1992年から石川県珠洲市へ通いはじめる。
1993年、日本大学芸術学部卒業。以降、原発計画にゆれる珠洲と、計画に関連する裁判の傍聴に通う。
2003年の計画凍結後、社会学者の上野千鶴子氏の東大大学院ゼミへ通う(05‐09年)。
現在は、上関町祝島へ通い、取材を続けている。
著書に『ためされた地方自治―原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠玉市民の13年』(桂書房)があり、同書で平和・協同ジャーナリスト基金荒井なみ子賞(2007年)、松井やよりジャーナリスト賞を(2008年)受賞
時間:19時~20時半
場所:宇部緑橋教会(宇部市役所裏)
参加費:300円
※また20日(土)も、山陽小野田市と宇部市の2か所で、山秋真さんと語る会があります。
ご都合のよろしい方に、ご参加ください。
◎12月20日 (土) 午前10時~12時 山陽小野田市 セメント住吉社宅「龍遊館」 エンパワメントやまぐち
◎12月20日 (土) 午後1時半~3時半 宇部市 コープやまぐち あい愛館 びわ茶で読書会
いずれも参加費300円です。
問合せ:080-6331-0960(安藤)
30 年間、原発をつくらせない西瀬戸内海、祝島の人びと。海と山を慈しみ、
伝統・文化、祭りを大切にする日常や、交通の要所としての歴史を綴りな がら、
週1回の女中心のデモなど、政府や電力会社の政策に抗いつづけた日々を、多様
な肉声とともに描く渾身のルポ。未来への変革を構想し、実 践する勇気とヒン
トを与えてくれる本です。