3ヶ月に1回、発行している『いのち・未来 うべ通信』の8号が発行されました。
紙面にて購読ご希望の方は、お問い合わせください。
問合せ先:0806331-0960(安藤)
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8月21日(金)19時からの市民学習会は、
講師の三原祐介さんの体調不良のため、中止となりました。
参加予定とされていたみなさん、たいへん申し訳ありません。
18時からの金曜ウォークは、通常通り行います。
どうぞ、ご了承、お願い致します。
管理人のところへさまざまな情報と行動案内がきていますので、掲載させていただきます。
ご活用ください。
★8月23日(日) 山口大学 吉田キャンパス
★8月29日(土) 山口県内9か所一斉行動
※周南地区は、30分前からミニコンサートもあるようです。
次回(8/21)の市民学習会のご案内です。
講師は、「上関原発を建てさせない山口県民連絡会」の新事務長:三原祐介さんです。
今年3月まで務められた草地大作さんが転勤のため辞められて、急遽、引きつがれました。
来年の3月の大集会に向け、これからいろいろと大変だと思いますが、頑張って頂きたいと思います。
私たちも協力して、大会を盛り上げたいと思います。
日 時:8月21日第3金曜日の午後7時から
場 所:緑橋教会(宇部市常磐町1丁目1-9)
講 師:「上関原発を建てさせない山口県民連絡会」新事務局長
三原祐介さん
テーマ:バトンタッチは突然に ~明るく楽しく脱原発を~
皆様のご参加をお待ちしています。
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【小中進さんのお話の概要】
前回の小中進さんのお話は、たいへん興味深いものでした。
33年間、一貫して、あの田布施町で、上関原発計画に反対されて来たことを話されました。
若い頃から、青年団の一員として政治に関心を持たれてきました。
中国電力は、上関原発計画があることを隠して、上関町の人々を島根や伊方などの原発視察旅行に、無料で招待していました。(多い人は約20回)
町議や商工会議所長クラスになると、海外旅行に招待していました。
上関町の漁師さんは多額の保証金(数千万円)を中国電力から貰い、漁師でない人たちもお金を貰っていて、反対できない雰囲気を作っています。
そうやって、中電はお金で町民を買収し、町を分断してきました。
昔の「新自由クラブ」(河野洋平氏代表)に所属されていましたが、新自由クラブの中でも、原発反対には圧力があったそうです。
新自由クラブ山口県幹事長時代に、新自由クラブの車で山口県内のあちこちで街宣活動(上関原発反対の)をした際に、右翼が街宣車で邪魔をしたことが何回もあったそうです。
機動隊が盾を持って小中さんを囲んで守ってくれたものの、守られているのか見張られているのか、判らなかったそうです。
しかし、一度は、機動隊のお蔭で、大きな怪我をしなくて済んだこともあったそうです。
正に、原発反対活動は命がけだということを、身を持って感じられたそうです!
山口県議会議員に一度当選されましたが、2度目の時は、定数が減り、落選されました。
しかし、落選されても諦めずに、7年前から田布施町の事務所前で、ほぼ毎朝、「上関原発反対」の旗を持って辻立ちをされ、今現在2300回以上になり、辻立ちを始めた7月1日には支援者のみなさんが激励に来られたそうです。
3.11以前は関心が薄かったものの、3.11以降は若い人や高齢者からの激励が多いそうです。
『継続は力なり』を実証されています。
この春の山口県議会選挙でも、準備期間の少ない中、立候補をされ、落選されたものの、多くの票を獲得されています。
今、小中さんがこれまでの活動を振り返って思われることは、『厳しい時にこそ、ひるむことなく、一歩一歩丁寧に歩めば、前が開けてくる。』 ということだそうです。
とても印象的な言葉でした。
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(み)
8月9日に、鹿児島県の川内原発再稼働反対ゲート前集会に、「いのち・未来 うべ」からも3名が参加しました。
その中で重度身体障害者の岡本正彰さんが、「障がい者と原発」について、アピールしました!
実際の動画は、下記のURLの中の、動画の2個目、20分30秒辺りからです。
(電波状況が悪いので、画像がハッキリと見えませんが、ご了承ください。)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/257111
【アピール文】
『障がい者、私のような重度身体障害者は、災害が起こった時、ひとりで避難することができません。
聴覚障がい者のようにひとりで避難することが出来るとしても、情報が届くよう配慮されなければ、避難しようと思っても出来ません。
つまり障がい者は、障がい種別、程度に関わらず、配慮と誰かの支援なしには、避難できません。
そのためきめ細かな避難計画が必要であるのに、国や九電は障がい者の避難計画を考えようとしないまま、再稼働させようとしています。
事故が起こったら、障がい者は危険にさらされて死んでも構わない、いや、さっさと死んでくれ、と言っているようなものです。
これこそ、一番の障がい者差別、人権侵害、尊厳否定です!
たとえ、きめこまかな避難計画がなされるとしても、平時でさえいろんな困難があるのに、非常時の避難は大きな困難、負担となります。
そんな状況を事故により引き起こす原発と障がい者は、共存出来ません!
障がい者にとって最良の避難計画は、再稼働中止、脱原発以外に何もありません!!
全国の障がい者、関係者のみなさん、障がい者の安全な暮らしを守るために、再稼働中止、脱原発を目指して共に声を上げましょう!!
障がい者だけでなく、全ての人間、人類にとって原発は、悪です。(「そうだ!」の掛け声)
私は、アンポンタンの安倍の地元、山口から参りました。ご免なさい。
だけど山口にも、再稼働反対、脱原発に向けて頑張っている仲間が、たくさんいます!(「そうだ!」の掛け声)
今日は、支えてくれる仲間3人で、山口県からこの場に乗り込みました。
障がい者のみなさん、関係者のみなさん、障がい者の最低限の安全を守るために、脱原発・再稼働中止に向けて、共に声を上げていきましょう!!』(満場の拍手)
この後に、デモにも参加し、シャワーを浴びたぐらい汗をかいたそうです。
たいへんお疲れ様でした。
ところが、川内原発は11日に、無理やりに再稼働されました。
下記の記事を読むと、本当に大丈夫なのだろうか、と疑念を抱かざるを得ません。
川内原発の再稼動審査で行われたおそるべき「非合法」! 手続きすっとばし、学者の警告無視、老朽化耐震審査の先送り…
http://lite-ra.com/2015/08/post-1376.html
安倍政権は何を焦っているのでしょうか。。。
しかし、一旦事故が起きたら、被害を被るのは一般市民です!
諦めずに、再稼働中止に向けて、行動しましょう!!
いよいよ11日に、川内原発が再稼働されようとしています。
ギリギリで遅過ぎではありますが、何もしないよりは、抗議をした方が、と思うのでお伝えします!
九州電力に、抗議のFAX・電話をしましょう!!
お時間のある方、どうぞよろしくお願い致します。
===九州電力に、ファックス、電話をして、『川内原発の再稼働を中止!』 の声を届けよう。===
★やり方
① ファックスで、再稼働反対の抗議文を九州電力に送る。
FAX番号092-713-9192
(広報課から社長に渡される。)
② 電話で直接「再稼働反対」の声を届ける。
(代表電話)092-761-3031
「社長にお願いしたいことがあるので取り次いでほしいと言うと、「広報課」に回されるので、再稼働中止の要請の電話をする。
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※FAX参考文書
九州電力株式会社
代表取締役 瓜生道明 様
川内原子力発電所の再稼働に抗議
再稼働は止めてください!!
御社は、8月11日に川内原発1号機の再稼働を表明し運転をしようとされています。
しかし、まず御社が行われることは、事故で大きな被害が予想される原発から30km圏内の周辺の自治体、住民の声を聞き、同意を得ることが、福島原発事故事故後のせめてもの再稼働の条件のはずです。
九州電力に出された約11万人の署名は無視されるのですか。
御社は、川内原発近隣の住民の健康や生命を、どのようにお考えなのでしょうか。
「原子力災害対策指針」において、30km圏内は「緊急的防護措置を準備する区域」とされ、地域防災計画(原子力災害対策編)を定めることが義務づけられていることを確立させてから、運転を行うべきです。
原子力規制委員会の適合審査合格は、安全性の確保とは性格が異なります。
4年前の東日本大地震による東電の福島第一原発事故を「想定外」と電力会社が口を揃えて言われましたが、事故や原発震災は、今後起こり得ることを多くの人々がとても心配しています。
川内原発周辺は、火山の巨大噴火や巨大地震にいつ襲われるかわかりません。
今だに福島原発事故の真相を明らかにせず、廃炉までの事故処理が不可能とまで言われ、現在も多くの原発震災で多くの人が苦しんでおられるにもかかわらず、原発を再稼働することは無謀です。
原発を動かせば使用済み核燃料や核のゴミを貯め続け、その処分も決まっていない中で、原発を運転することは暴挙に等しいです。
「川内原発の再稼働はしない、廃炉にすること」を、強く要求します。
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8月9日に、川内原発再稼働反対の抗議集会に、「いのち・未来うべ」のメンバーの一人、岡本正彰さんが参加し、アピールをしました。
岡本さんは、ご自身が身体障害者であり、障害者の立場からスピーチをされました。
下記のIWJの動画(2個目の20分30秒辺り)に岡本さんのスピーチがあります。
(画像が少し見づらくて、岡本さんがハッキリと写っていないのがちょっと残念です。)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/257111
喫緊で、誠に申し訳ないのですが、
本日、8月8日(土)午後5時、締切のパブリックコメントです!!
「原発事故子ども・被災者支援法」の基本方針について。
黙っていると、もっと条件を悪い方向へ持って行かれてしまいます!!
気が付かれた方からで構いませんので、一人でも多くの方に、提出をお願い致します。
http://www.codomo-rescue.net/20150808-public-comment/
URL 文中より引用
避難区域指定がない地域で、一定の汚染のある地域は、「支援対象地域」とし、
避難する人も、とどまる人も、帰還する人も
それぞれの自己決定を尊重し、国が支援をする
これが、原発事故子ども・被災者支援法の基本理念です。
ところが、この度、復興庁は、基本方針改定案に、
「避難指示区域以外の地域から避難する状況にはなく、
支援対象地域は縮小または撤廃することが妥当である」と明記しようとしています。
(ただし、避難する必要はないが帰還するにも時間が必要なため、支援対象地域は当面はそのまま維持するとしています)。
避難指示区域以外の地域から避難する状況にはない・・・?
避難するかしないか、これは本来、私たち被災者一人一人が、十分な情報を得たうえで自己決定すべきことです。これは支援法の基本理念でもあり、今回の改定案は、その理念に反する内容が盛り込まれてしまっています。
また、線量は十分に低減したと復興庁が出している資料には、多くの問題が指摘されており、
現実には、避難を含めた被ばく防護策をとる必要がある地域であることには変わりありません。
(詳細は http://www.foejapan.org/energy/evt/150729.html )
このままの改定案では、被災者がどんどん切り捨てられてしまう政策がすすめられてしまいます!!
たくさんの声が必要です!!!
★書くことに困ったら・・・パブリックコメントの例文です。
(1)改定案中、「避難指示区域以外から避難する状況にはない」としていることは事実に反し、「子ども・被災者支援法」の理念や規定から大きく外れているので、削除すべきです。
(2)7月10日に発表後、17.18日に東京と福島での説明会、8月8日締め切りというスケジュールには無理があります。本当にたくさんの意見を聞きたいのならもっと時間を取るべきです。
(3)広く意見募集するというパブコメなら、ネットアクセスできない方々にも、等しく、広く知らせ、意見提出もしやすい方法で行うべきです。
(4)避難者は全国各地に散らばっています。東京や福島の説明会に参加できた被災者はごくごく少数です。全国各地での公聴会を開催してください。
1通でも多くのパブコメの提出を、よろしくお願い致します。
(み)
酷暑の毎日、いかがお過ごしでしょうか。
明日は、70回目の広島原爆記念日です。
70年前の8月6日も、さぞ暑かったことでしょう。
朝8時15分、広島にウラン爆弾が投下され、昭和20年12月末までに約14万人の方が、原爆が原因で亡くなられたと推計されています。
また8月9日は、長崎原爆記念日です。
午前11時2分に、プルトニウム爆弾が投下され、約7万4千人の人々が亡くなりました。
私たち日本人は、ヒロシマ・ナガサキを決して忘れてはいけないし、第二次大戦で起きたことを忘れてはいけないと思います。
【市民学習会】
8月7日(金)に市民学習会を開催します。
今回の講師は、小中進さんです。
小中さんは、元県議会議員であり、上関町田布施の方で、もう33年間、上関原発反対運動を続けていらっしゃいます。
小中進さんHP http://midori-konaka.jp/
7年前から、毎日、田布施の事務所の前で、上関原発反対の辻立ちをされています!!
小中さんのHPより 『原発反対運動の歴史』 http://midori-konaka.jp/rekishi.html
小中さんの歩みの中には、様々なことがあったようで(暴漢に襲われたこともあったとお聞きしました。)原発反対を唱え続けることの困難さを感じます。
今年も県議会選挙に再度、挑戦されましたが、惜しくも落選されました。
しかし、小中さんは、立候補表明が遅かったにもかかわらずたくさんの票が集まったことに、手ごたえを感じておられます。
諦めないで原発反対運動を続けることの大切さを感じます。
【市民学習会】
今回のテーマ 『33年間にわたる原発反対運動』
講師:小中 進さん
日 時:8月7日(金)19:00~20:30
場 所:宇部緑橋教会 2階
参加費:100円
問合せ:080-6331-0960(安藤)
*お時間のある方は、18時~19時は、金曜ウォークに参加されませんか?
宇部市役所前に18時集合です。