28日(水)夜は、野原千代さんの講演会です。
今年も、野原千代さん(琉球大学理工学研究科生物系大瀧研究室)が、宇部に帰省される機会にお話をしていただくことになりました。
昨年は、ジュネーブやパリでの講演を行っています。
■原発事故のチョウへの影響、スイスでの講演発表が大反響(2014年12月)
http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/a00cd1ff20d4cbaf2e9b2d75363a78cc
その反響や成果もうかがえるでしょう。
放 射能汚染の脅威、とくに低線量内部被曝の研究は、2011年3・11以後、緊急の課題であるにもかかわらず、「放射能安全神話」のもとに軽視されていま す。野原千代さんをはじめとする琉球大学大瀧研究室の研究は、世代交代の早いヤマトシジミ(蝶)を対象としながら、実は、生物全体・動植物、人間にとって の大きな知見をもたらすものとなっています。
とくに、脱被曝・放射能汚染のもたらす健康被害から子どもたちを守るために、必要な基礎的研究です。
研究者、医療従事者、避難・保養活動に携わられているみなさん、
なによりも原発のない社会を望むみなさんの ご参加をお待ちしています。
「専門的過ぎてわからない、聞いても自分には役に立たないかもしれない」・・・という心配は、無用です。
みんな素人だからおもしろい質問がでます。
わかりやすく説明していただけます。
聞いて広めることが野原さんの研究の支えにもなると思います。
よろしくお願いします。(あ)
~~~~~~~以下、案内のチラシから~~~~
琉球大・野原千代さん講演会
福島原発事故による放射能の影響
~ヤマトシジミ(蝶)に及ぼす生物学的影響~
3.11福島第一原発事故は、生物にどんな影響を与えたのでしょうか?
野原千代さん(琉球大学理工学研究科生物系大瀧研究室)が、ヤマトシジミの研究から明らかにされた「生物に及ぼす放射能の影響」についての講演会が、その疑問に答えます。
野原さんは宇部市のご出身で、その研究成果は科学誌ネイチャー『Scientific Reports』に紹介され、さらに昨年11月には、パリとジュネーブで講演され、世界の注目を浴びています。しかし、残念なことに、日本では、これまで大きく紹介されていません。
放 射能に汚染された草を食べて育ったヤマトシジミと非汚染地域(例えば、宇部市)の食草のものを比較する実験・解析から、放射性物質の摂取量が少量の場合で あっても生物学的影響が検出されたことを明らかにされました。低線量内部被曝は、ヤマトシジミから子供、生物の命につながる重大な問題です。
皆さんぜひ、ご参加下さるようご案内致します。
記
とき: 2015年1月28日(水)
午後6時半~8時半
ところ:宇部市勤労青少年会館 集会堂
宇部市松山町一丁目12番1号
TEL 0836-31-5515
参加費:200円
主催:いのち・未来 うべ
http://blog.goo.ne.jp/nonukes2013
共催:NPO法人うべ環境コミュニティ
連絡先:080-6331-0960
(いのち・未来うべ 安藤)
(野原千代さん)
WEB参考 琉球大学大瀧研究室
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/bcphunit/fukushimaproj.html
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チラシは、宇部市市民活動センター「青空」
宇部市環境学習館においています。
印刷用のPDFファイルは、ここにあります。
http://atta-an.seesaa.net/article/412325346.html
ご利用ください。
31日(日)には、下記のシンポジウムがあります。
上関の海、大事にしたいですね。
”奇跡の海を守ろう!!”上関自然の権利訴訟 公開シンポジウム
【パネリスト】今中哲二氏(学者)・加藤真氏(学者)・山戸貞夫町議・籠橋隆明弁護士
日 時:1月31日(土) 13:30~15:30
場 所:上関町中央公民館1F講堂
山口県熊毛郡上関町室津847(室津港近く) TEL:0820-62-1460
参加費:無料(カンパ歓迎)
問合せ:上関の自然を守る会 090-8995-8799
http://kaminosekimamoru.seesaa.net/article/409352141.html