肉眼では見ることのできない光景を追求しています。




先日の日記に書いた桑原弘明さんの個展「Scope展」に行ってきました。

一日に三回ある作品公開時間になると、黒いカーテンの奥の部屋の照明が
暗く落とされます。
中に入ると作品それぞれに作者ご本人やスタッフの方が付いていて
作品に灯りを当ててくれます。
覗き窓から小箱の中を覗くと、そこにどこかの部屋や庭が見えてきます。

あまり詳細に述べると興ざめだと思いますが(それにうまく言葉に出来ない)
私が今回、一番好きだと思った教会を模した作品についてだけ。

覗いているとヨーロッパの教会の中に佇んでいるような広がりを感じます。
そして、ろうそくが点された光景を見ていると敬虔な気持ちになりました。
おりしもクリスマスイブで、ほんとうに教会を訪れたかのようでした。

他の作品もどれも素晴らしいです。
灯りの位置を変えることでドラマチックに光景が変わるので見飽きません。
灯りを照らしてくださる方は大変だったかも。ありがとうございました!

素晴らしい作品を拝見できてよかったです。
それに先日購入した本にサインしていただけてよかったです(笑)
会場でも著者のお二方のサイン入りで販売されていました。

「桑原弘明 Scope展」
 会期 12月17日(月)~12月29日(土)日曜休廊(最終日17:00迄)
     作品公開 13:30・15:30・17:30
 場所 スパンアートギャラリー


スコープ少年の不思議な旅
巖谷 國士,桑原 弘明
パロル舎

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