肉眼では見ることのできない光景を追求しています。




先日、新宿のエプサイトで「細江英公人間写真展」を見てきました。

着物姿の女性の掛け軸もかっこよかったのですが、「鎌鼬」が一番印象的でした。
何年も前にも展示を見ていて、その時には「怖い」という印象が強かったのですが
今回はおもしろいなあ、と思って見ました。
土方さんが孤独な妖怪に見えたり、一緒に写っている人たちがすごく楽しそうだったり。
それから、ガラス玉。

外に面している壁に展示されている写真を見ていたら、「あ、ガラス玉!」。
土方さんがガラスの浮き玉に足を載せて座っていました。
何年か前だったら、それがガラス玉であることなど意識しなかったと思います。
思わぬところでビーチコーミングをしたような気分です。

興味を持つことが増えたり、その時々の気分だったりで、見え方は変わってくるのだと思います。
おもしろいですね。

なお、展示は7月21日までです。詳しくはエプサイトのホームページをご覧下さい。

細江英公人間写真展
春本・浮世絵うつし/きもの/鎌鼬
屏風・掛軸・写真絵巻 

会期:2008年6月10日(火)~7月21日(月)
場所:エプサイト

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