肉眼では見ることのできない光景を追求しています。




ある日,外で食事をしていて,ふと水のグラスに目をやると,氷のひびが玉虫色に光っていました。
この光景を針穴カメラで撮ったらどんな光景が写るのだろうか,と思ったのがこのシリーズの始まりです。
 レストランやカフェ,家などで出された水や,お茶,ビールなどの飲み物のグラスをその場の自然光で、ありのまま撮影していますが、肉眼で見るのとはちょっと異なる光景が写し出されています。
 子供のころから,宇宙,そしてSFやおとぎ話にでてくるような空想の世界を思い描くのが好きで、いまでは,こうした儚く不思議な光景を日々の暮らしの中から飲み物のグラスを通して見つけています。

これらの写真は私の想像を表現するだけでなく,物事をちょっと違う角度から見ると新たな一面を見いだせる、
ということを示しています。これは私たちにとって,とても大事なことだと思います。

2008年に撮りはじめて、今も続いているシリーズです。



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