一年中で一番寒いこの時期を二十四節気で大寒というが
更に細かく分けた七十二候では款冬華(ふきのはなさく)というらしい。
蕗の薹(ふきのとう)がつぼみを出す頃だそうで
季節感を先取りした何とも粋な表現だと思う。
でも、今年はまだ姿を見ていない。
(この写真は何年か前のもの)
今週もまだまだ寒波が続くようだ。
大寒の時期なので当たり前と言えばその通りなのだが
もう雪は結構です…
じゅうぶん堪能させてもらいました。(笑)
…と、丸まっているのは、うちのネコ(ティーウー)
とは言え、大寒を過ぎれば、暦の上では春!
あともう少しの辛抱だ!
さて、そんな今週末、私は雪の山には行かず
久し振りの舞台を観に大阪に出かけた。
ご贔屓の役者が出演するとあって
ずいぶん前からチケットを取って楽しみにしていた。
10年以上前は毎月のように東京や大阪に観劇に行っていたが
仕事も忙しくなったり、週末ガーデナーを始めたりして
ここ数年は、めっきり回数が減って来ている。
久し振りの大阪はずいぶん様子が変わっていてビックリ!
梅田も難波も、再開発で新しいビルが立ち並び
昔からの馴染みのある風景はすっかり消えてしまっていた。
道行く人の多さは相変わらずだったけどね。
今までは新幹線を利用していたが
年金暮らしになると贅沢はできないので、今回は高速バス。
観劇を終えて、なんば高速バスターミナルのビルで見た
イルミネーションがとてもキレイだった。
街路樹も至る所でライトアップされ、ネオンと競い合っていた。
都会の夜はメチャクチャ明るくて、山の中の暗闇に慣れた私には
眼が眩むほど眩ゆ過ぎて、正直落ち着かない。
やっぱり、田舎モンには都会の暮らしは性に合わないな…と
帰りのバスの中でつくづく思ったね。