先日、夫の高校時代の親友2人がやって来た。
1人は京都在住でリタイア後、独学で野菜作りを始め
今ではプロ顔負けの野菜作りの達人。
そしてもう1人は20代前半で単身アメリカに渡り
現在サンフランシスコに住んでいて
今年の夏、娘が約1ヶ月ホームステイさせて頂いた方。
今回はその時娘が大変お世話になったアメリカ人の奥さんも
彼らと一緒に岡山にやって来るということで
私たち夫婦だけでなく、娘も再会を楽しみにしていた。
親友2人は以前にも何度か来たことがあるが
奥さんにとっては初めての岡山。
そして岡山と言えば後楽園!ということで
ちょうど今、夜間ライトアップされた”幻想庭園”を案内した。
夕方5時、夕闇迫る後楽園にはいくつもの照明が施され
昼間と違う幻想的な雰囲気を醸し出していた。
ライトアップされた竹林。
池に映し出されたモミジの紅葉。
築山の光と闇に浮かび上がる様々なシルエット。
鏡のような水面に逆さに映る木々や建物。
そして庭園内の芝生の上に点々と飾られた和傘の灯り。
この和傘の灯りが暗闇に華やかな彩りを添えていた。
和傘の灯りの横には竹製の灯りが並び
庭園の向こうにはライトアップされた岡山城が浮かび上がる…
ここが”幻想庭園”のベストフォトポイント。
庭園の一角にはステンドグラスのランプの灯りもあったが…
ちょっと違うかなぁ~(笑)
約1時間かけて夜間ライトアップされた後楽園を散策し
”幻想庭園”をたっぷりと味わった後は
創業400年という由緒あるお店で精進料理の夕食のおもてなし。
アメリカ人の奥さんの口に合うかどうか心配したのだが
「とても美味しい」と喜んで食べてくれた。
ただひとつ、茄子だけは苦手だったようで…(笑)
コッソリご主人に食べてもらっていた。
こうしておもてなしの1日目は終わったが
2日目は閑谷学校と赤穂、3日目は姫路の書写山に行って
素晴らしい紅葉の写真をたくさん撮って来た。
その様子はまた次回upしたいと思う。
そして、おもてなし…と言えばノラにゃんこ。
「ボクにも、おもてなし…お願いします!」と
相変わらず毎日やって来てはおもてなしを待っている。(笑)
ひたすらじーっと「まだかなぁ~」と家の中の様子を見ていて
オジサンがドアから出てくる気配がすると
駆け寄って来て「ニャ~ニャ~」と鳴くようになってきた。
そして、オジサンが近くに居ても平気で食べるようにもなった。
でも、時々顔をあげては、まだオジサンをチェックしている。
「ホントに大丈夫なのかなぁ~」というように…。
大丈夫だよ!こんなにおもてなしをしてくれるんだもの…。
「そうか…じゃあ、ボク安心して食べてもいいんだね!」
秋の深まりとともに、ノラとオジサンの関係も深まってきたようだ。