案の定、先日の厳しい寒波で
山庭のバラも皇帝ダリアもダメになってしまった。
残念だが、仕方がない。
今までが余りにも暖か過ぎたのだ。
だって、もうすぐ年末だもの…これが普通なのだ。
そう思えば、諦めもつく。
さて、今週末のノラにゃんこの様子だが
決してゆる~い生活ばかりでは無さそうなのだ。
寒さのせいもあるのかも知れないが
この頃は時々姿を見せない日があるらしい。
オジサンも気になっているようで
来ないと「今日はまだ来てないんや…」と心配そうだ。
日曜日の朝もいつもの時間に来なかったのだが
私が朝、露天風呂に入っていると
近くでネコの鳴き声がほんの一瞬聞こえた。
それも「ぎゃっ!」というネコ同士の争う声が…。
ノラかも…と思って、呼んでも返事が無く
その後は何の音も聞こえなかった。
もしかして、またボス猫にやられたのかと
心配しながら過ごしていると
その日の夕方、ようやくノラにゃんこはやって来た。
見ると、何だか浮かない顔をして元気が無さそうだ。
ノラくん、何かあったの?
「べ、別に、何も…」
でも、目の下や鼻のところが何か変だよ!
「そう?ボク、カッコ悪いですか?」
そんなことは無いけど…。
相変わらず、カッコ良さが気になるらしい。(笑)
ま、言いたくないのならいいけど…。
「それより、ご飯ご飯!ボク、お腹ペコペコなんです!」
そうだよね~、朝食べてないもんね!
ノラにゃんこが夢中でご飯を食べている隙に
そ~っと後ろに回って見たら
写真ではよく見えないけど尻尾やお尻が
やっぱりやられているようだ。
尻尾で隠れてよく見えないが
お尻の一部が赤むけて血が滲んでいたし
肛門のあたりも黒ずんで見える。
何があったのか、ノラは何も言わず
ミニログのソファーで食後の毛繕いを始めた。
最近はこの場所がお気に入りで
時には朝までここで寝ていることもあるようだが
夜の寒さはさぞ堪えることだろう。
先日、県内の一日のコロナ感染者が100人を超え
昨日、岡山県では「医療緊急事態宣言」が発令された。
人間は未曽有のコロナ禍で大変だが
ノラ猫も決して楽じゃない。
いつもヘソ天で寝ているわけにはいかないのだ。
そんなゆる~い生活はいつまでもは続かず
いつ何時、危険が迫ってくるかも知れないのだ。
人間もノラ猫も
お互い生きているといろいろあるよね。
でも、いろいろあっても
ノラにゃんこは決してめげない。
生きるためにひたすら食べるのだ。(笑)
食べている限りは生きて行ける。
その逞しい生き方を見習いたいものだ。