いろいろな出来事があった6月も今日で終わり。
梅雨真っ只中の山庭では
今、アジサイがキレイに咲いている。
山荘の玄関のガクアジサイは
あまりにも大きくなり過ぎてしまったので
昨年短めに切り詰めたせいか、花が少なめだ。
真っ白な花が美しいアナベル。
咲き始めはうっすらと緑がかっている。
色鮮やかなブルーのアジサイ。
周りを木立に囲まれた半日陰で元気に咲いている。
アジサイの魅力は花の色が変化するところ。
淡いブルーとほんのりピンクのグラデーション。
自然が生み出す絶妙な色合いだ。
こちらは東のティーガーデンのアジサイ軍団。
ここのアジサイは殆どが挿し木で増やしたもの。
この子は玄関に植えているアジサイの子ども。
この子も玄関の前庭に植えている株の子ども。
この真っ白のアジサイはご近所から頂いたもの。
この淡い水色のアジサイもご近所から。
唯一この子だけは園芸店で買ったものだ。
アジサイは半日陰でも良く育ち、丈夫で手がかからない。
おまけに雨にも強く花期も長く色合いが美しいので
私のようなずぼらガーデナーにとっては
とても好都合でいいことだらけの優良花木なのだ。
梅雨時の山庭にはまさにうってつけの住人と言えよう。
そのアジサイが咲き乱れるティーガーデンで
6月2日、永遠の眠りについたノラにゃんこ。
あれからほぼ1ヶ月が経とうとしている。
いつまでも悲しんではいられないと思いつつも
ふとした時につい思い出してしまう。
そんなやり場のない気持ちを粉らわそうとして
こんなものを作ってみた。
ノラのフォトブックだ。
題して「ノラにゃんこ物語~ノラと過ごした2年間の思い出」
2年前の最初の出会いから始まって
少しずつ近づいて来てご飯を食べる様子
残飯を漁っていた頃のノラの姿や
テラスで寛いでいる様子
最初にケガをして来た時の様子や
一人で帰って行く後ろ姿。
酷くやられて片目の「タンゲくん」の姿や
竹輪にかぶりつく食いしん坊なノラ。
いろいろな表情を見せてくれた姿や
ヘソ天で寝っ転がったり
屋根の上から見下ろしている時の写真。
梯子の途中から家の中を覗く姿や
ミニログのソファーで雨宿りする様子
オジサンから貰うご飯を待つ様子や
珍しく花の匂いを嗅いでいるノラの姿
初めての小籠包を食べる様子や
黒ネコとの出会いで見せた可笑しなノラの態度
そして容体が悪くなってからのノラの様子。
最期の数日を山荘やスモークツリーの下で過ごし
私たちに看取られてついに天国へと旅立った
ノラの最期の姿と記念の写真立て。
今まで撮りためたノラの写真は600枚以上。
その中から選んだ180数枚の写真をレイアウトして
A5サイズ48ページのフォトブックを
オジサン用と私用に2冊作ったのだが…。
このフォトブックを作りながら
在りし日のノラにゃんこのいろんな写真を見ては
あ~、あんなこともあった。こんなこともあった…と
改めて様々な出来事を思い出した。
そしてノラとともに過ごしたこの2年間が
まるで大切な宝物みたいに愛おしく感じられた。
さあ、今日で6月も終わりだ。
心に一区切りをつけて前を向かなくちゃ!