ノラにゃんこが逝って早や2週間。
この前の日曜日にはノラにゃんこファンの友人夫妻が
市内からはるばるノラのお墓参りに来てくれた。
ブロ友さんたちからは温かい思い溢れるコメントを頂き
大いに慰められたり励まされたりした。
これも全てノラが繋いでくれたご縁だと思うと
本当にありがたいことだと改めて感謝。
中でも心を動かされたのが、猫の目さんが
ご自身のブログに書いて下さったこの2つの記事
これを読んで、私は胸がいっぱいになった。
特に猫の目さんの座右の銘「群れない慣れない頼らない」
この言葉が生前のノラの毅然とした姿と重なり
私の心に印象深く刻まれた。
何と言い得て妙な、何とぴったりの表現だろう。
思い起こせば確かにノラは
野良猫らしく最後まで決して群れず、人にも慣れず
そしてどんなに酷いケガをしても誰も頼らず
自分だけの力で逞しく生き抜いた。
まさに「群れない慣れない頼らない」を貫いた。
だが、ご飯だけは別だった。
ノラは思いっきりネコ食堂を頼りにしていて
日々朝な夕なに足繁く通ってきた。
そしてオジサンはそれが嬉しくて
毎日いそいそとご飯を用意して待っていた。
それが2年間も続いたのだ。
オジサンとノラの間に目に見えない絆が
生まれていても不思議ではない。
だからノラが最期を迎える時に
私たちのもとを選んでくれたのだろう。
「頼らない」という野良猫本来の生き方を返上して
私たちを頼ってくれたのかも知れない。
確かにこれは凄いことだと
改めて猫の目さんから教えてもらった。
そして私もそんなふうに生きたいものだと思った。
そんな先週末、こんなものを作ってみた。
ステンドグラスの残りガラスで作った
ノラの写真立てだ。
これは相棒を亡くして落ち込んでいるオジサンの
書斎の机の上に飾ってもらおう。
私のはまた後でいいや…。