noriba-ba's garden

北海道紀行その5

2泊3日の北海道旅行の最終日、ホテルでの朝食後
大通り公園までぶらぶらと散歩に出かけることにした。

抜けるような秋晴れの空の下、大通り公園のシンボル
であるテレビ塔が、天に向かって凛々しくそそり立つ。

公園内には、キレイに整えられた芝生と花壇の花々。

大都会のビルの谷間を緑豊かな公園が潤してくれる。

公園の木々はすでに紅葉し始めているものも見られる。

はるか昔、夏の大通り公園で食べたとうもろこしの味が
最高に甘くて美味しかったことを今も懐かしく思い出す。

大通り公園から少し行ったところにある札幌市時計台。
札幌農学校演武場として明治11年に建築された建物。

周囲の高いビルや鬱蒼とした木々に埋もれるように
ひっそりと静かに佇む姿は歴史の重みを感じさせる。

さらに足を延ばして向かった先は北海道庁旧本庁舎。
ここの前庭にも美しい花が花壇いっぱいに咲いていた。

明治21年に建てられた赤れんが造りの由緒ある建物。
威風堂々として美しく、文明開化の勢いを感じさせる。

旧道庁正面に続く銀杏並木から赤れんがを振り返る。
銀杏の葉が黄色く色づく頃はさらに美しいことだろう。

清々しい朝の散歩を終えて宿泊先のホテルに戻ると
ここでも花壇に咲かせたキレイな花が出迎えてくれた。

花つながりでついでに紹介すると、このホテルの中庭。
ヨーロッパ風の瀟洒な内装に天窓からの光が降り注ぐ。

そこに設えられた花いっぱいのオシャレな中庭ガーデン。
最初は造花だと思って近づいたら全て本物の花だった(!)

どうやらここはウェディング会場にも使われているようで
壁にはここで式を挙げたカップルの名前が飾られていた。

それにしても、札幌の人たちはよほど花好きと見える。
行く先々で、美しく咲いた色とりどりの花々に出会った。

雪に閉ざされた白一色の北国の厳しい冬から解放された
つかの間の花の季節を心から慈しんでいるように感じた。

季節はまたもうすぐ冬を迎え、冷たい北風が吹く頃には
木々の落葉とともに花の季節も終わりを告げることになる。

娘の個展開催がなければ、訪れる機会はなかったかも…
と思われる、この季節の北海道、そして札幌と小樽の街。
自分自身の過去の思い出や古い街並み、北海道ならではの
様々な自然の風景と出会い、短いながらも充実した旅だった。

改めて、たった一人で個展開催までこぎつけた娘の暴挙(笑)
いや、努力と頑張りにエールと感謝を捧げたいと思う。
(少しばかり親バカかも…?)

また、個展会場に足を運んで下さった多くの皆様にも感謝!

ちなみに、娘の個展に関する評論を書いて下さった
札幌の方の「栄通記」というブログがありますので
興味のある方はどうぞ…。

http://sakaidoori.exblog.jp/18065716/


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