高尾典江のひとこと日記

Brasilian music&original
〜音が溢れる毎日になりますように

@赤穂 永應寺

2009年05月22日 22時59分50秒 | Live Report
5月21日 親鸞聖人のご生誕記念として私の地元である兵庫県赤穂市のお寺、永應寺さんでのコンサートイベントに出演してきました。

赤穂でも新型インフルエンザの影響で行政関係のイベントは軒並み中止になっている中、このイベントは無事進めることができた上、本当にたくさんの方々にお越しいただいてたくさんの温かい拍手をいただいて、幸せなコンサートでした!!
久しぶりにジャズスタンダードも歌うことになっていたので、始まる前はちょっと緊張してしまったのですが(笑)


企画当初は100人くらい入れば・・とご住職もスタッフも思っていらしたらしいのですが、前売りチケットが足りなくなって追加、追加・・当日券も発行することになり、結果300人以上のお客様で一杯になった本堂。

金色に輝くご本尊様に背を向けて赤い絨毯のステージ上、スポットライトに照らされて。


小学5年生から高校を卒業するまで過ごした地元。
今も両親や叔父・叔母達も住んでいる赤穂。
海があって山があって。でもな~~んにもないところ。のどかな田舎町。

中学の時はテニス部でテニスに明け暮れ、高校3年間は音楽部っていうクラブで思いっきり青春してたなぁ。その音楽クラブを一緒に頑張った同級生の女の子達・・・あ、もう今は女の子、、じゃぁないけどね(笑)4人も来てくれて、本当に何十年・・あ十何年か?振り????っていう再会もあって、故郷の温かさをホントひしひしと実感しました。

私は5年生の時に転校生として赤穂にやってきたんですが、その時からず~っと中学も高校も一緒に過ごした親友も来てくれて・・・今日お昼を一緒に食べて。女同士、やっぱり話は尽きません。

私がステージに上がるのを本当にドキドキ、ドキドキしながら見てたんだって。緊張して手に汗握る??みたいな。まるでお母さんの心境だったそうな(笑)
大丈夫かな?!大丈夫かな?!!って。
第一声を聴いて
『あ、大丈夫や、上手に歌えてる・・・』
ってホッとしたそうな(笑)


故郷でのコンサート。

なんて言ったらいいんでしょう。
途中なんかぐっ・・と込み上げてくるものがあって。

ふるさと。
あったかくて何故か落ち着く町。
ブラジルの青い海も大好きだけど、赤穂の緑黒い海、潮の香り、古びた海の家も大好き。
イントネーションが不思議な播州弁も、お城のない堀だけの城跡もやっぱり懐かしい。


そんな故郷で演奏する機会をくださって、本当に幸せでした。
ご住職さま、スタッフの皆さま、お越しくださったたくさんの皆さま、本当に、本当にありがとうございました!!!
いっぱい元気をもらいました!ありがとうございます。

明日はピカリちゃんと福島にて。明日も頑張ろうっ!!!!