Nintendo Switch Onlineの「餓狼伝説2」をやっていきますよ。
スーファミ版は、友人宅で何度か対戦したくらいかな。
我が家はPCエンジン版を所持していたので、どうしてもスーファミ版は劣って見えましてね。特にグラフィックやサウンド面。致し方ない面ではありますが。
それでも、前作の移植版に比べれば、着実に移植度は上がってましたね。前作が酷すぎた、ってのもありますが。
使用できるキャラは、基本的には8人。
キャラクター選択画面が、オリジナルのような立ち絵で無いのは少々マイナス。
今回は初心者用キャラのキム・カッファン選択、最初の相手はビッグ・ベアからいきますか。
トラックの迫力が無くなってたり、野次馬のでっかいバイクの集団が小さくなってるのが少々寂しいが、全体的に言えばグラフィックは頑張っている方かと。
スーファミ版のグラフィック、当時は少々物足りなく見えていたが、今考えるとネオジオとの性能差を考えると再現度は悪くなかったのでは?と思えてくる。
ただ、やはり完全再現は難しく、陳泰山ステージでは遊覧船がカットされていたり、舞ステージでは風にはためく旗や、阿修羅像がカットされていたり。
テリーステージでは、駅を出るところから始まらず、既に電車が走っている状態で開始するのも、やや寂しい。
ま、ラシュモア山は再現されてるのでOKです。
で、ゲームを進めていき、ラスボスのクラウザー。
やはり、このステージのBGMの迫力は、オリジナルやPCエンジン版に敵わない…
どうしようも無いことだが、このステージだけは他機種との差を痛感させられる。
そして、スーファミ版の初期設定の難易度が低く抑えられているのか、クラウザーは弱いわけではないけど無茶苦茶強いわけでもなく。
程なく、クラウザーを改心させられました。
このクラウザーの表情がなんとも…
スーファミ版のオマケ要素として、使用キャラとしてボスキャラ追加。
このソフトが発売された当時、既にゲーセンでは「餓狼伝説スペシャル」が稼働しており、デフォでボスキャラも使えるため一見目新しい要素ではないようにも思えるが、「餓狼伝説2」という舞台でボスキャラが使えるというのは、やはり画期的であり、オリジナルにも無かった(はずの)要素。後年発売されたメガドラ版も同様の隠し要素有ったけど、道筋をつけたのはスーファミ版だよなと。
これは結構凄いサービスだったのでは?と思うのですが、どうでしょう?
あと、今回の配信に関して、ゲーム内容とは関係無い部分で、「流石、任天堂」と思わせるところが。
このゲームのパッケージ、初期バージョンは「起必殺技」と誤記されているのは、割と有名な話。
今回のNintendo Switch Onlineのパッケージを拡大してみると、
「超必殺技」と修正された後期バージョンのパッケージが収録されてました。
こういう細かいところに気が回るのは流石というべきかと。