曇りのち晴れのような曇りのような。さぶい一日。東京は雪。新型コロナ感染はきのう倍加した。秋田、富山を除く45県で2,491人。死者1人。わが豊中の新規感染11人。どこのスーパーもいつもどおりの対応だけど怖ろしい。オミクロン株と推測するが喧伝されている通り勢いがすごい。突如、沖縄623人、東京390人、大阪244人、広島138人、山口104人、神奈川93人、京都92人、埼玉82人、愛知73人、千葉69人、和歌山62人、兵庫59人、滋賀・奈良54人…。関西二府4県は軒並み50人超の新規感染。吉村知事が大阪へいらっしゃいキャンペーンをPRした直後の皮肉な事態。それにしても岸田政権の対応は歯がゆいばかり。国民のいのちもくらしも大事になる予感。口先三寸のことば遊びは止めたまえ。緊迫感ある政治の対応、責任重大なり。
「書かれざる蕪村の日記」あさ9時前読了。「コーヒー淹れよか」「うん」。モカブレンドの残り全部を三角錐フィルターに入れて。68歳の最終章は10数頁に及ぶ。その「書かれざる」日記の余韻を味わう。この章は著者の思いがこもるフィナーレ。「忖度」ということばはいま卑しめられているがそうではない「忖度」もある。著者は蕪村履歴を追いながらその内面にまで行き着いた。蕪村本を色いろ読んできたけど高橋未衣さんの「書かれざる蕪村の日記」は蕪村の心に寄り添った名作ではないか。お昼は、たぬき蕎麦。人を化かしてもドジな狸の。
午後、千里東町の娘宅へ、のど飴、みかん、龍角散を届けたついでに千里北町にある樫木公園へ。この公園、幼い娘をブランコと鉄棒遊びさせた思い出の場所。ここには昔溜池の樫木池がある。いま、千里中央公園同様親水性がなく、鶯の声が聞けるスポットという半面、藪で池を見れないという課題もある。ここにはダイオウショウという松の巨木がある。葉もマツカサも特大で、マツカサはインテリアにもってこいの逸品。知る人ぞ知る憩いの場。きょうはたまたま万朶する柿の実に野鳥が集る姿を見た(写真上から、樫木池、同公園、ダイオウショウ、野鳥が集る公園の柿の実)。
柿の実に集る野鳥に序列なし 昇龍子