ノーやん日記パート2

核兵器のない世界を考える

晴れ。猛暑日がつづく。部屋籠り。老人クラブの議事録作成。食パンが切れたのでスーパーへ。市役所からプレミアム付商品券の案内文書が届く。いよいよ10月消費税増税か。郵便局からは、ハガキや普通郵便の料金アップのお知らせも届く。そのうち電話・電気・ガス・水道・携帯などあっちゃこっちゃ「値上げしまっせ」言うてくるな。きょうはまず,アメをしゃぶらす方が先か。

 過酷な税収奪を大昔は「苛斂誅求」言うた。いまは所得のない子どもや老人からも税をむしりとる。大金持ちや儲けウハウハのとこには減税。こんなアコギなことありまっか。税は儲けのあるもんや企業にご負担願い、なんの儲けもできん子どもや老人には負担をかけない。それが税の民主主義ちゅうもんやおまへんか。昼は、三輪そうめんに納豆をぶっかっけて。ぶつくさ。

 ことしも被爆ヒロシマ・ナガサキの74周年が来る。「核兵器のない世界」への思い実現へあと一歩。核兵器保有国の猛烈な抵抗の中、核兵器禁止条約が一昨年122か国の賛成で成立した。50か国が条約に批准すると核兵器を全面的に禁止する条約が発効する。いま24カ国。もうちょいや。国際世論から孤立しているのは核兵器を保有する国の権力者とその核の傘に依存しようという権力者や。

 核戦争が核の冬、人類絶滅の危機をもたらすという科学者の警告にぼくは1980年代のはじめ、いてもたってもおれず、核兵器廃絶のヒロシマ・ナガサキアピール署名運動に参画した。人口の過半数(当時の大阪では432万)署名が目標で、大阪はそれを早々と達成した。大阪城公園では各国語の署名が集まった。茨木市内の団地ではほとんどの住民が署名してくれた。このとき、ぼくは核兵器廃絶は全人類的願いだと確信した。そのことをきょうは思いだしつつ、一句ひねくる。
        熱暑中草臥れもせず紅芙蓉 昇龍子
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