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ノーやん日記パート2

立冬2022

 晴れ。立冬。朝方冷え込む。亡母28回忌。名古屋の老人病院で朝。84歳だった。母を看ていた父は同じ病室で3年前に先立っている。85歳。ともに名古屋・八事の墓地に眠る。生まれもともに「鷹一つ見つけてうれし伊良湖碕」の渥美半島・伊良湖岬村堀切の出。勉強嫌いだった父は16歳で農商補習学校を中退し岡崎の製糸会社の給仕となり俳句に興味を抱くようになった。大正デモクラシーを体験し「桃作や過激思想に染まぬとさ」の句を伝授してくれた。

  名古屋で空襲に遭い貧苦のくらしの中、末っ子のぼくは働き者の母のひっつきむしになって製麺所の秤しばりのバイト仕事を手伝いながら育てられた。母は、大阪に出た長兄の援助で四国・丸亀の女学校を出、裁縫の腕前はプロ並みだった。終戦後は呉服屋さん専属の仕立て内職をし家計を助けた。ぼくは母の肩たたき肩もみ役だった。その労苦に応えもせず墓参もせずに。反体制的な母も体制側生長の家信徒の父も戦争には絶対反対だった。その遺志はしっかり受け継いで。ただ感謝。

 あさ、千里南公園の牛ヶ首池の立冬風景をみて(写真4枚)、南千里のフードショップで2尾399円の秋刀魚は止めて生サバの半身199円を買い煮つける。お昼は野菜トマトソースとインゲン豆、ニンジン、小松菜、カボチャ、ベーコンをミックスしたパスタ。

 新型コロナ新規感染情報。きのうの発表では全国の都道府県が先週を上回ったという。大阪は3,343人、東京6,264人、全国6万6915人。死者37人。

立冬や母受け継ぎしわがいのち 昇龍子

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