晴れ。きょうも猛暑日。被爆者の思いを考え続ける。市立千里図書館(写真上)で川崎哲著「核兵器はなくせる」を借り、府立中之島図書館(写真下)で山口響監修「核兵器禁止条約の時代」を借りる。
核兵器が非人道の兵器であり人類と共存できないという認識は世界に広がり、国連で2017年7月、核兵器禁止条約を採択するまでに至った。にも拘らず条約の発効はスイスイとは行かない。抵抗する者がいるからや。核保有5か国。なぜ、条約に反対するのかね。人道対非人道。そんな対立構図が浮かび上がって来る。
被爆者の核兵器禁止条約署名・批准要望に応えなかった安倍首相は、「いったいどこの国の総理大臣か」の声が期せずして上がったのは当然や。非人道の道を選ぶ総理大臣ということになる。核兵器の完全廃絶を実行する条約以外にどういうプロセスがあるのかね。被爆者に「ていねいに」話せるかね。そんな政府や政治家はあてにできない。やはり、現実社会を動かすのは市民社会のつぶやき・運動や。それを表すのが一人ひとりの署名、全世界数億をめざすヒバクシャ国際署名やろう。平均年齢82歳という被爆者になりかわって次世代のわれらが悲願実現へバトンを受け継ぎたい。
きょうのお昼は寄せ揚げのざる蕎麦。ICANの川崎哲さんほどの力を持ち合わせないが、わが輩も1980年代に大阪で非核の政府を求める大阪の会立ち上げに陰のボランティア活動をしたときの思いが甦り、川崎哲さんの本を読むにつれ「核兵器のない世界」へぼくも声を上げ続けようと思った。
熊蝉や被爆のパンツ黒いまま 昇龍子
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