ノーやん日記パート2

薔薇ひとり

 降ったり止んだり。鬱陶しい。牛乳切れに気づき千里津雲台のピーコックへ。バラがひとり輝いていた。ピンクと紅。その下にオルレア・ホワイトレース。ホンマ、レースのよう。千里みどりのさんぽみちに戻るとなにやら白花が目に入る。近づくとシャリンバイ。生垣ではしょっちゅう見るが背丈数メートルもあるシャリンバイの花とは気付かんかった(写真)。お昼は、パスタ・野菜トマトソースにもらいもんの玉ネギをニンニク、ハムといっしょに炒め茹でたインゲン豆を足す。ゆんべのナスの炒めもんと豆腐ステーキの残りを副菜に。

 本箱の「憲法と国連憲章ー90年代のゆくえ 渡辺洋三著」(1993/6岩波)に目が止まり引っ張り出す。渡辺先生は法社会学の権威で憲法学者。読み返してみて、これは30年後のいまに通じる著作だと直感。米英仏など常任理事国が世界を仕切り国連が機能不全状態にあった戦後半世紀の国連憲章の理念と現実を検証しながら世界に類のない平和憲法をもつ日本の立ち位置を考える。

 90年代のはじめ、「(日本の平和憲法の)一国平和主義」ではダメ、国連に軍事協力(「国際貢献」)する日本へ憲法の改正をという議論が高まった。そやったなあ。いまは、ロシアみたいな国に備えんと、いう「改憲」プロパガンダ。けど、渡辺先生は、第二次大戦の反省から生まれた国連憲章は「平和イコール軍事」という発想を捨て「紛争の平和的解決・非軍事的解決」が国連憲章の理念・本筋と解き、それに背く軍事大国のエゴイズムが孤立してゆく過程と「武力による威嚇又は行使」を永久に放棄し「戦力不保持」を誓った日本国憲法が世界に貢献する意義を明らかにする。まだ読み途中なので後日改めて感想を記そう。

 新型コロナ感染者。きのうは豊中152人、大阪3,290人、東京4,216人、全国4万1741人。死者32人。

薔薇ひとりふんばるまちのマーケット 昇龍子

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