ノーやん日記パート2

春星忌

 晴れのち時雨れて曇り。さぶくはないが寒いので足元暖房する。日中12℃。陰暦12月25日は画家で俳人の与謝蕪村の忌日。陽暦に直すといつかな?大阪・毛馬の生まれで二十歳ごろ江戸に出て下総結城・下館、讃岐丸亀、京・丹後と転々し洛東の芭蕉庵・金福寺に眠る。68歳。生地の毛馬は淀川の改修工事で川底となり現存しない。ただ毛馬の閘門のある堤に名作「春風馬堤曲」の「春風や堤長うして家遠し 蕪村」の句碑が建つ。毛馬公園には蕪村の句碑が並び、淀川神社には蕪村像も建つ。

 ひとむかしほど前の話。蕪村のこと書き留めたく中之島図書館など史料漁りを試みたがとん挫した。蕪村がなぜ生家に一度も帰ろうとしなかったのか。愚老のいちばんの謎で探したが母のこと、父のこと書き残したものがほとんどない。芝居好きとかお化け趣味とか陶淵明ファンとか漢詩インテリとかはいろいろ読んで知るが、蕪村はなんで郷里へ帰ろうとしなかったのか。その性根を知りたい。再来年は蕪村没240年。だれかアタックしてくれる人いないかな。

 新型コロナ感染情報。きのうは24県で302人。東京39人、大阪26人、神奈川24人、福岡19人、群馬16人、兵庫15人、京都3人、北海道12人。豊中1人。(写真=上から上新田4丁目歩道のイロハモミジ、マンションのサザンカ、果樹園、竹林)

蕪村忌や亡母の星をなぜ見ざる 昇龍子 

 

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