晴れ。寒い日がつづく。あさ、老人クラブの島根県産キヌムスメの産地直送米の配達。12年ほど前にマンションに住んでいた住民が島根に移住しコメ作りをはじめ昔の縁で大阪まで新米を届けている。津和野には妻の実家があり末弟が田畑を継いでいるのでご苦労のほどが分かる。瑞穂の国、神話の国から高齢の身で農作業し美味しいお米を都会に届けて生計を立てていなさる。脱帽する。わが輩は腰痛だのと甘え顔で日々を送っている。背筋を伸ばしてしゃきっとせにゃあ。お昼はきつねうどん。
午後、年賀状のことが気になり、ことしの年賀状の記録と更新を検索する。パソコンの操作がスムーズにできずじまい。ネットで落語・漫才・音楽番組を見るが気乗りせず。YouTubeが「桜を見る会」疑惑の追及番組をいろいろアップしている。開く。「この国の危機」とか「政治家『逃げ得』許すな」とか元国税庁調査官の名簿破棄は「100%ウソ」とか、大新聞・TVの冷やかな報道とは雲泥の差があるネット番組。共感する。けど、もどかしさが残る。検察は動かないし、野党は力不足だし、国民は反応が鈍いし…。さりとて安倍政権の逃げ切りは100%不可と思う。いわば八方ふさがりの状態。
官房長官は桜と聞くのもいや見るのもいやとかいいだす。「もう参りました」のギブアップや。それでも、「改憲や」と「首相」叫ぶのを見るにつけ、日本中傘マークがいっぱいや。涙の雨、怒りの雨、桜散る雨。雨は西から。光は西へ。年の瀬に千里中央にカラフルな傘がいっぱい現れた。
この国の桜はいやと冬将軍 昇龍子