晴れ。「きょうはいいお天気ですよ」出がけにNさんが言う。ほんに爽やかないいお天気や。千里南公園をのぞくと、ママさんたちがあちこち草原に車座になってなんやらぺちゃくちゃ。桜の咲くころよく見る光景。秋は秋でまた風情を覚えるのだろう。黄葉した桜の葉が一枚金色に輝いていた(写真)。
ふと、頭に浮かんだのは原発マネーの関電経営幹部還流疑惑。袖の下ならぬ菓子の下の金貨〇〇枚。うふふふ。ばれぬ筈がひょんなことからバレタ。潔く侘びるのかと思いきや開き直りの術に出なすった。国会の場で真相をはっきりしてもらおやないか、と野党議員が関電本店に出向いたところ、ガードマンを出して拒否しよった。隠すより現れるという。
日本社会の腐りぐあいは極に来た。権力むき出しのよきにはからえ政治と社会。お昼は、パスタ・ナポリタン+オクラ茹で。午後、岩波新書の「ことばの道草」を読む。「広辞苑5版」へ改定の際のこぼれ話。ほとりぼっちの「ぼっち」は「法師」やて。「案山子」の元は、田畑に鳥獣を寄せ付けないための獣の串焼きやったそうな。へえ。もったいな。
鳥猛る草の実ぼちぼち枯れるころ 昇龍子
黄金に光る原発黄桜 同上