春分の日。晴れ。夜明け前、上新田3丁目のマンション街でイソヒヨドリの囀りを聞く。午前中、買い物がてら路傍のツルニチニチソウや4丁目花壇のスイセン、ノースドロップ、ユキヤナギなどを愛でる。草の緑に咲く白い小花はなんとも可憐でつい微笑んでしまう。
春分の日は戦後にできた祝祭日で自然を讃え生物を慈しむ日という。スーパーで牛乳や豆腐、サバの切り身など買って帰り公園には出かけず。土筆も出ているはずや。お昼は即席ラーメン。食が細ってきよった。
東京・大阪など18都道府県対象の新型コロナのまん延防止等重点措置はきょう21日を期限に全面解除される。しかし新規感染者も死者もいぜんとして続く。きのうの新規感染者は3万9659人。死者66人。東京新規感染6,502人、神奈川4,371人、大阪2,908人。豊中118人。
国民の不安は解消していない。問題は国がその根本対策を示そうとしないことにある。口先のペラペラでなく真剣に人のいのちを守る安心・安全の施策を示せと言いたい。
ロシアのウクライナ侵略への怒りの声は世界に広がっている。元カリフォルニア州知事のシュワルツェネッガー氏が17日投稿の動画でプーチンに「この戦争を始めたのはあなただ。この戦争を主導しており、やめることができる」と訴えたという。国際司法裁判所も16日、ロシアのウクライナ侵攻停止を命じる「仮保全措置」を発している。
戦争ノーも核兵器ノーもいまや21世紀の世界の公理。平和憲法をもち被爆国の日本の役割も重大。為政者は自覚せよ。
春分の日なり路傍の草模様 昇龍子
