曇りのち晴れ。27℃に上がる。「あったかくなりましたね」。同じコンクリート長屋の北海道ご出身Mさんにお声がけ。にっこり「暖かいですね」。同じ長屋の出窓でベゴニアをきれいに咲かせているTさんに「きれいにしてはりますね」と声をかければ「(私)きれいやから」。….(一瞬ことば失う)。たまたま長野ご出身の美人のKさんもご一緒だったから反撃は控えたが、まあなんというか、おんな60の大台を超えると恥じらいとかはにかみとか薄らぐんかなあ。
笑福亭竹林師の66歳のお誕生日やそうで「ろくろくさんじゅうろくですか」とメールしたら「有難うございます」と律儀な返事をいただいた。仁鶴師や松鶴師には大阪の選挙で妙なご縁があるが竹林師にはお会いしたことがない。ただ、愚老は竹林の残る上新田在なのでなんとなく親しみを覚えて。
新型コロナの新規感染きのうは4万9773人。死者47人。東京6,922人、大阪5,051人。豊中192人。やっぱり7波が来てるのか。われら人民の日常は変わらず。スーパーのいらっしゃいませアナウンスはいつものテープを流しているだけ。本日のお得商品を広報するスーパーもあるが飛びつくようなもんはない。お昼はパスタ・ナポリタン。インゲン豆とベーコン、夕べの豚小間炒めの残り。高野豆腐、キューリで腹膨らす。賢妻には抹茶パンと3連プリンを用意。
午後、歯科医へ。左上犬歯奥の歯の修理。これ当分長生きできそう。サンキュー。阿刀田高さんの「老いてこそユーモア」をソファに寝そべって読んでいて眠りこける。いっぺん読んだ本。笑うところがなく食後の血が脳から胃へ移動したからだろう。
豊中の市長・市議補選は市長選挙に対立候補がなく現職の無投票再選が確定した。その結果、市議補選はすごい低投票率が予想される。定数1に共産、維新、自民、立民の4人が争っているが、かみ合いもなく何が争点かさっぱり分からない。わが輩は思う。市議補選といえども豊中市民の自治的政治意識の表明の場である。主権者市民の願いは何かを表す滅多にない機会。非核平和都市宣言を1983年に発した豊中市は、日本国憲法の平和理念と非核平和三原則の厳守を求め、核兵器廃絶を訴え、「平和と安全のために貢献する決意」を表明した。この「決意」は39年間揺らいでいない。
岡町図書館の玄関には原爆詩人・峠三吉の「にんげんをかえせ」の詩碑が建つ。豊中市民の平和のこころを世界に発信し続けている。戦争か平和かが問われている最中のこの市議補選。一票は大事にしたいな。
芝桜這えばムスカリひょっこひょこ 昇龍子