ノーやん日記パート2

鵜と銀葦

 曇り。ときどき日が差す。新型コロナ感染きのうは全国7,213人、死者41人。大阪1,147人、東京1,067人。豊中41人。19都道府県対象の「緊急事態宣言」がきょうから月末まで延長。庶民は「緊急事態」でなく「慢性事態」やの声。メディアは自民党総裁選をせっせと追っかけてはるけどシラけた空気。でも総選挙で自民党へ入れるという人が増えているそうな。野党の「政権交代」アクションがまだ見えてないからやないか。そないに国民はアホとちゃうで。と独り言ち。

 朝から井上ひさしさんの「私家版 日本語文法」で格助詞「ガ」と係助詞「ハ」の使い方を宮沢賢治の「雨ニモマケズ」や漱石の「吾輩は猫である」などから勉強し直し。言葉を節約する俳句で助詞の「ハ」や「ガ」を使うことは少ない。が、一茶には「けふからは日本の雁ぞ楽に寝よ」や「やれ打な蠅が手をすり足をする」がある。芭蕉には「花の雲鐘は上野か浅草か」や「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」がある。蕪村も「花守は野守に劣るけふの月」「筏士が蓑もあらしの花衣」なども。「ハ」も「ガ」もどういう場合に使うかよく吟味しなくては。お昼は、ペペロンチーノ素麺。オリーブ油でニンニクと鷹の爪を炒め半湯がきの素麺をフライパンで混ぜたが張り付いてゴテゴテ。失敗や。

 夜の食事準備。糸コンのしぐれ煮とポテサラをつくる。ジャガイモ・人参・アスパラ・リンゴ・ゆで卵・玉ネギ・パセリ・冷凍のコーン・グリンピース。塩胡椒しマヨネーズかけ混ぜるだけ。南千里のフードショップで100円の男爵イモとパセリを買い、千里南公園を散策。牛ヶ首池の真ん中の仕切り杭にカワウが一羽、交通整理の警官みたいに突っ立って羽を広げている。池の縁にはパンパスグラス(銀葦)が花穂を高々と開いていた。その脇に葛が絡み隠れるように紫の花をつけていた。ふとみると露草や木槿もひっそり咲いていた。もう秋なんや。

鵜が一羽警官気取って羽ひらく 昇龍子

銀(しろがね)の葦高々と花穂ひらく 同

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