曇り。寒さ昨日よりましだが左腰の痛み続く。あさ、ネットで「桜を見る会」野党追及本部主催の有楽町緊急街宣(10日昼どき)を見る。数の力で与党が逃げ切りかと思ったが、「逃がさない」「国会閉会中も野党結束して追及する」という野党幹部の街宣にはっとした。日本の民主主義・法治主義のよりどころはまだあるか。
他方、「桜を見る会」の数々の疑惑を「小馬鹿いこと」という人がいるらしい。そう思うのは勝手だが「権力者がうそをつくのは小馬鹿いことかね」。一国の首相が「うそも方便」と笑い飛ばせば「そういうもんさ。政治も何も」と相槌うつのかね。仏のごとく怒らず常にモナリザ顏で生きるのかね。アメリカの属国、ロシア、中国にも物言えぬ小心国。恥ずかしいぞ。
「桜」疑惑追及本部長代行・小池晃参院議員がいみじくも言った。「将棋で言えば詰み」「『北斗の拳』で言えば『お前は死んでいる』」まったくその通り。しかし、弁明の猶予を与えよう。武士の情けとも読み取れるし「あいまいな日本」にはさせない決意ともみた。
「本朝話人伝」「竜玉と正蔵」のくだりを読む。芸がうまくても人気が立たない、割の合わぬ竜玉の逸話。街頭の口演から寄席へ上がったのだが評判もなく記憶にも残らなかった人という。そういう人は芸能界に限らずいる。昼は自家製きつねうどん。
桜話に人足止まる有楽町 昇龍子