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「コーチングが部下指導に役に立つのでしょうか？
当社では、あまり積極的に意見を言う社員が少なく、
もっとやる気を持って、仕事を進めて欲しいと思っています。
コーチングはどのように役に立つのでしょうか？」
という質問をいただきました。
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管理職としての部下指導のみならず、
社風からの社員育成へのご質問をいただき誠に有難うございました。
その問題解決のために、コーチングに興味を持って下さり大変嬉しく、
また、まさに両方への効果を出せることを申し上げたいと思います。
当協会を受講される方の目的としても多く、
最近では、当協会の受講を、会社の経費として認めて頂ける場合も伺っています。
また、管理職研修として、ベーシックコースを導入頂いた組織も増えてきました。
さて、「もっとやる気を」という言葉を頂いたように、
人の「やる気」が仕事の生産性や組織風土に及ぼす影響は大きいです。
当協会のコーチングでは、「やる気」については、２つの視点を重要だと思っています。
１つは、人間関係の中で育まれるやる気です。
職場においては、上司のコミュニケーションは大きな影響力を持ちます。
「この人は自分のことをわかってくれているのか？見てくれていないのでは？」と思うと部下は
「ついていけるか…」と不安になります。
そこで、「上司は自分を見てくれている、認めてくれている」という 安心感を持たせる言葉かけをすることを、
コーチングではまず学んで頂きます。
そして、職場でのコミュニケーションを活発にして、
人間関係をスムーズにすることを目指します。
人間は、自分の居場所を確認でき安心感を持てると、
自然と、本来の能力を発揮したくなる欲求を持っているのです。
２つめは、本人自身の、内面から湧いてくる「やる気」です。
仕事そのものが好きになり、達成感を味わえる職場では、
人は活き活きと働くことができます。
そのためには、部下が自ら考えて行動できる力を伸ばすことが重要です。
コーチングのスキルの中でも質問は特に有効です。
答えをすぐに与えてしまうと、人は「考えなくてもいいんだ～」と脳を甘やかす習慣ができてしまいます。
１つの質問で劇的に変わらなくてもいいので、
日々、部下の考える力を伸ばすつもり、部下の脳に刺激を与えるつもりで質問をすることで、
最初は「なんで答を教えてくれないんだろう…」と不満げだった部下が、
突然良い提案を持ってくるようになるのです。
自分の考えた提案が通り、達成感を味わうことができれば、
人は自然に「やる気」になり、
本来持っていた能力を発揮します。伸ばしていくことができます。
この２つの視点でやる気を育むことで、
部下がやる気を持ち自主的になり、
「あの人の下で働きたい」と思われる上司になれます。
そして組織が活性化し成果が上がるのです。
理想的な流れに思えますが、
コツは、「上司から小さな声かけや励ましをして、たまに質問をしてみる」と言うことです。
当協会のコーチング・ベーシックコースでは、
こうしたコミュニケーションの重要性を理論的に納得頂いた上で、
具体的なスキルをいくつも紹介し演習で練習し、
実際にどういった場面で使ってみようかという実践プランを立て、次回それをチェック、、、 という繰り返しで、
現場で使えるコーチングを身につけていただいています。
今までの受講生の中には、「部下が眩しく変身した！」とまで仰る方もみえます。
私から拝見すると、その受講生自身の眩しさを話す姿こそ輝いていますし、
その先に、その会社の方々の喜びを感じることができ嬉しく思う日々です。
同様に、このコーチングの学びを通して、
自分自身のストレスや頑張りすぎが良い方向に向かい、
自分も本来のやる気が湧いてくるとの感想は多いです。
自分の力で職場を変えたと言える自信は、未来への希望です。
コーチング・ベーシックコースのカリキュラムの中には、
何年もの間、企業の管理職研修で行い効果の高かったノウハウを入れております。
「部下指導に、コーチングの力を！！」 お勧めいたします。
コースの詳細や体験受講はこちらから
ＮＰＯ法人ＷｉｎＷｉｎ育成協会 ｈｔｔｐ://ｎｐｏ-ｗｉｎｗｉｎ.ｎｅｔ/