ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

知らないけれど知っている

2015-06-25 | 日記

 

図書館の休館日に、パソコン教室のコースが設定されています。

それを知らされたので、昨日は朝からその対応策で電話をしまくり。

なぜか、このところスマホの電池の減りが早くて、充電しながらの電話です。

 

例年、3月ごろに図書館の年度カレンダーを入手、それでコース計画を作成します。

ところが、その段階では、蔵書の整理のための休館日などは、まだ未定。

その連絡がどこかで漏れて、コースのある日が休館日になってしまったというわけです。

 

新たな休館日は、新宿図書センターの7月上旬の2日間。

3コースの開催が決まっていて、該当する受講者は7名でした。

都合が良くてその日に申し込んだのでしょうから、今更、別の日に変えるのもなんだし……。

 

その日程調整も講師の負担になることなので、できればラクな方法でいきたい。

蔵書整理なんだから、休館とはいえ、職員の人は出ているはず。

だったら、例外的にパソコン教室だけはできるようにしてもらおう。

 

まずは、できるだけ簡単そうな答えを探すのが、昔からの癖です。

安直といえば安直なのですが、けっこう理にかなっているのではないかと思います。

さっそく所管課に電話して、図書館へその旨の依頼をしてもらえませんか。

 

ダメです、休館日には一般の方は入館できません。

杓子定規な答えが返ってくるかな、それとも変わりつつある行政だからOKかな。

ほどなくして、入館OKの返事をもらって、一件落着。

 

昔の仕事柄、トラブルには慣れています。

コンピュータのシステムにはトラブルが必須不可欠?だからで、その大半は人為的ミス。

人はミスを犯すもの、という揺るぎのない確信?がお蔭様で育まれています。

 

よく事故などが起きた時に、原因究明、再発防止などが呪文みたいに唱えられます。

それは大事ではないとはいいませんが、どうやったところでミスは皆無にはできません。

その時の被害をどうやったら最小限度にするか、そちらを考えておくことが大事です。

 

人は、知っていることも知らないことも、これを探すことができない。

まず、知っているものを探すということはありえない。なぜなら、すでに知っているから。

また、知らないものは探せない。なぜなら、何を探すのかも知らないはずだから。

 

なぜだか、昔々に知った、メノンのパラドクスが思い浮かびました。

人間の心の働きというのはどうなっているのでしょうか、不思議で面白い最大の謎です。

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