
1年ほど前、「りんごのかけら」について書きました。
アップル社のロゴマークの謂れだったと思います。
そのときに、チューリングという人に少しふれました。
チューリングマシンを考え出した人。
それが現在のコンピュータの理論的モデルになっています。
また、ドイツの暗号を解読したことでも知られています。
機械は考えることができるか・・・・も彼の関心をひいたことの一つ。
人工知能の開発では、チューリングテストというものが行われます。
これもチューリングに負うところが大きいものです。
機械の知性とか思考とかでアプローチしても答えはわからない。
それより人間と機械を対話させよう。
その結果、人間が機械相手だと気付かなかったとしよう。
そしたら、機械が考えていることにしていいのではないか。
やはり常人とは違う思考海路の持ち主だったようです。
ということは昔、本を読んで知っていましたが、このたび新たな発見。
生物に関する本を読んでいたら、チューリングの名が出てきました。
なぜ、動物の縞や波紋や斑点などの模様ができるのか?
彼は晩年になって、そういう疑問を持ったらしいのです。
わたしも子どもの頃、同じ疑問を持ちましたが、不思議だな、でその先は思考停止。
チューリングはその原理を数学を使って証明したといいます。
それも活性化因子と抑制因子という2つの物質でできるというシンプルなもの。
とはいえ、わたしには難しすぎてよくわからないので詳しいことは割愛。
世の中、不思議と思えば不思議なことだらけです。
そう思った時に、本質に辿りつけるのか、皮相なままで終わってしまうのか・・・・。
そこが天才と凡才の分かれ目なのでしょうね。
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