ちっちゃな石と、つくしんぼと、カツオブシと。

長女こいし、次女つくしのだるだる感満載漫才万歳な成長記録デス。つくしは長期入院→年1受診。カツオブシの里親になりました。

嬉しかった言葉、傷ついた言葉

2013年04月14日 | 患児の家族として思うこと

子どもの病気が発覚して入院生活を強いられ落ち込む日々。
そんな中、かけていただいた言葉の中で嬉しかったものをご紹介します。


「私にできることがあったら遠慮なく言って!買い物とか、(病院の売店だけでは飽きるだろうから)お弁当作るとか!」
同じ保育園のママからも
「こいしちゃんのお迎えとか、預かったりもできるからね」
ものすごく心強かったし、ありがたかったです。
ありがとう。
そして実際に遠いところ足を運んで度々ランチ&トークに付き合ってくれたりもしてもらいました。
お弁当作ってきてくれたことも。
ホントに嬉しかったです。

「産休取ったと思って待ってますから」
職場の方に頂いた言葉。もったいなくて涙出そうでした。
迷惑かけてるのに、待っててくれたから頑張れました。
結局1年もお休みさせていただいて、復職したら仕事ができなくなっていて…恩返しできてない!!
だから今年度はお役に立てるようがんばろうと思います。
(いや、昨年度も頑張ったんだけど、仕事をこなすだけが精一杯だった…)


逆に…悲しかった言葉は…

心ない(なにげなくても)一言。

「白血病の原因て母親の飲酒歴や喫煙歴も関係するし、遺伝するものもあるんだって」
たとえ原因が私にあったとしても、他人(親族であっても)に原因を探られたくないし言われたくないです。一応こんな私でも傷つきます。

「どうしてそんな病気にかかったの?」
それはね、私が一番知りたいです。
今の医学ではまだわからない。様々な要因が重なって起こるようだ、と主治医の先生からは聞いています。
誰のせいでもないんです。そして誰しも起こりうることなんです。

「うちの子も(白血病に)なったらどうしよう……」
どうしようって、かかっちまったらしょうがないでしょうよ。治療頑張るしかないわな。


あとは…よく医療関係者(私は医療関連職なので)からいただく言葉なんですが。

「病気はギフト」
そんな贈り物、いりませんから。のしつけてお返しします。と言いたくなる。
病気になっちゃダメ、障がいがあっちゃダメだとは思わないけど決して贈り物ではない。
色々と制限が出てきますからね…。何もない健康な人よりも生きにくいのは事実でしょう。
たしかに病気にならなきゃわからなかったこともたくさんありますけど、
決して「病気になってよかった」とは今は到底思えません。
自分から「ギフト」だと言えるくらい強い当事者ならいいですが、私は弱いです。

「越えられない試練はない」
そうかもしれないけど、仕方ないから越えようと頑張るしかないだけ。
病気=試練っていうのも、なんか違和感があります。


「人生は長さじゃないから」
そうですね、わかります。ええ、わかりますけど………。ねえ…。


「一緒にがんばろう」という寄り添ってもらうスタンスが一番嬉しくてありがたいんだと思います。

もちろん悲しかった言葉も闘病仲間に言われるのはまったく問題なしです。
おかしなものですね。


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