畑の仲間と年齢軸

猫の額ほどの土地で野菜作りを楽しむ同好会。NHKの番組(月刊やさい通信)のスタッフが取材に来た。本音は飲み会。

ナス・キュウリ・トマトの栽培

2020年05月25日 | 日記

最近、情報の氾濫で様々な情報が飛び交う。長年区民農園を続けてきた私にとって、うるさい話だ。そこで自論をここで公開する。採用するかどうかはあなたの判断だ。収穫時に改めて話し合おう。

①ナス

支柱立ては3本仕立てがいい。私は菊の栽培が長いが、この場合も天地人といって3本の枝を延ばすことが正しい。

②キュウリ

下葉が茂ると泥が跳ねしやすくなり、病害虫が発生しやすくなる。下から3段目までの脇芽はすべてかき取る。実がなりだしたら、マルチの外側に化成肥料を施す。

③トマト

仕立て方は主枝のみの1本仕立てが基本。脇芽が出てきたら、大きくならないうちに摘み取る。雨に当てないように工夫すれば雨水の跳ね返りによる病菌を減らすことが出来る。1房に3~4輪花が咲いたら、着果ホルモン剤(トマトーン)をかけ、1段目に実をならすことがコツ。

以上、ポイントだけを記載しましたが、体験してみてください。(文責:沼里)


病気と外注の対策

2020年05月24日 | 日記
わが西台3丁目第3農園の利用者は知識のある人が多い。最近はテレビやユーチューブでの農業番組がはびこり、なま知識を持った人たちが増えたせいだ。私もその一人。では早速表題に移ろう。病虫害で最初に出やすいのがキュウリの「べと病」です。葉の裏側に、葉脈に沿って角ばった薄茶色の斑点が出ます。これを予防するために「元気丸」をお勧めします。週に1~2回かけてください。あくまでも予防策ですから、病気になってしまったらお手上げです。アブラムシも困りものです。晴天が続くと増えるので、昔から「照りアブラ」といったものです。銀色のテープを使うと飛来を防げます。また、粘着テープなどでとってください。
元気丸は練馬区三原台で農業を営む加藤義松さんのアイデアですが、彼の言うデータも変化しています。掲載したデータは2009年6月11日朝日新聞掲載の記事をベースに修正したものです。(文責:沼里)
「元気丸」の作り方
①木酢液1リットルににんにくを3~4玉入れる
②25度以上の焼酎1リットルにタカノツメ50~60本入れる(タカノツメのカブサシンという成分が効く
③4リットルの水にそれぞれ20mg混ぜて使う。酢をプラスしてください。

狸君は今何処に。

2020年05月21日 | 日記
2006年5月、環八道路が全線開通し、それまで我が家によく遊びに来ていた子たぬきの兄弟が現れなくなりました。寂しいですね。






岩魚の燻製作り入門 その5

2020年05月21日 | 日記
燻製作業終了後、同じ燻製器で「たくあん」を燻製しました。これがまた抜群なのです。秋田のいぶりがっこに魚の味をプラスした感じです。
まず、市販の「たくあん」はビニール袋に水と一緒に入っていますので、水抜きをします。魚と同様、ペーパタオルで水分を取り除き、魚を燻製している間に風干しします。タコ糸を使って燻製器内に吊るし、43℃~45℃で2時間燻煙します。
魚の脂分が燻製器内に付着しているので、魚の油成分とスモークが融和し、「たくあん」に旨味を与えます。(注:魚とたくあんを同時に燻煙しないでください。






岩魚の燻製作り入門  その4

2020年05月21日 | 日記
輪にしておいたタコの糸を魚のエラに掛け、フックにセットします。
魚を風で乾燥させ、余分な水分を抜きます。風と気温によりますが、この日は4時間ほど風乾をしました。

いよいよ燻製開始です。燻製器内に炭火を用意しチップをかけます。今回はサクラのみを使用しました。

火力の調整は燻製器の上部,下部の風窓と下部の炭の量とで調整します。チップのかけ始めは48℃から50℃で約1時間キープします。

その後42℃~43℃に下げ、4時間~5時間煙を上げ続けます。魚の色の変化を観ながら最後に70℃まで温度を上昇させ、1時間キープします。これで出来あがりです。
見てください。この色合いを。

岩魚の燻製作り入門 その3

2020年05月21日 | 日記

                      ソミュール液(漬け込み液)

冷ましたソミュール液に6時間漬け込みます。
その後水を取り替えながら2時間塩抜きします。ソミュール液に漬けた後、流水で塩抜きをし、もう一度たわしでぬめりを取ります。
2時間の塩抜き時間を使って燻製の準備をします。
               
吊り下げるためのタコの糸を適当な長さに切り、輪を作っておきます。
腹を開けるための楊枝を適当に折って用意します。(尖った部分は使用しない。)


塩抜きした魚をペーパータオルで水分を取ります。事前に用意した楊枝を腹の中に挟み、煙が通るようにセットします。



岩魚の燻製作り入門 その2

2020年05月21日 | 日記

ぬめり取り
川魚が好きでない人たちの多くが魚のぬめりが嫌だと言います。そのためにもこのぬめりを丁寧にとることが大切です。

血合い取り
開いた魚の上部に血合いがあります。これを爪でそぎ取ります。

◎ソミュール液の準備
今回のソミュール液は黒胡椒・白胡椒・イタリアンパセリ・エストラゴン・オレガノコリアンダー・セージ・スターアニス(少々)・タイム・デイル・バジル・フエネル・レモングラス・ローレルを使用します。これらを沸騰させ、粗塩を加え(塩分は海水濃度程度)、十分冷ましておきます。

ソミュールと燻製のとおりを効率よく行うため、ぬめり取りは2回(状況に応じて3回)は行ってください。(1回ごとに流水で洗う

岩魚の燻製作り入門 その1

2020年05月21日 | 日記


いわなはサケ科の魚で、中国地方ではゴギ(コギ)、和歌山ではキリクチと言います。山間部にいるのでイワナといいます。
岩魚は春(若い)・夏(脂がのっている)・秋(産卵)と、スリーシーズン使い勝手のいい魚で、いまは養殖魚が簡単に手に入るようになりました。

まず、腹を開いて内臓を取り出します。写真のナイフは自家製のナイフで、鉄ノコを加工したものです。
エラブタをナイフで引っかけるようにして開け、こうもんからエラブタにかけてまっすぐにナイフを寝かせて切ります。内臓はエラをつまんで尾の方に引けば一緒に取り出せます。
見てください。この卵を。イワナの仲間には産卵のために海からさかのぼってくるアメマスがいます。陸封されたイワナも同類です。卵が旨いはずです。




思い出すね、影山さん

2020年05月21日 | 日記

懐かしい写真ですね、
2010年2月6日に、レンタカーを借りて荒川上流河川事務所が提供してくれるという腐葉土をいただきに行きました。これは北区の岩淵水門にある全国草刈り競争を紹介した記念碑。このような行事が行われた荒川土手の雑草を今でも腐葉土として区民にサービスしてくれている河川事務所の皆さんに感謝。

月刊やさい通信

2020年05月21日 | 日記
2007年9月30日にNHKで放映されたもので、写真のご夫婦は綾部さんです。我々畑の仲間は総動員でスタッフのお手伝いをしたものです。