東京渋谷とか
再開発がスゴいですね
僕がいた頃とは大分変わっただろう
私は今、町にベンチを置くことを、提案し続けている。
コロナで外国では、店の外に置いた椅子で
食事をすることだけ認めたりしているので、
日本も路上の椅子とテーブルを、やってみてはいかがか。
店の席数は増えて、営業の足しになるか。
朝日新聞2019年1月5日
東京の街の大改造、その影で居場所をなくす人々
ベストセラー作家の言葉は ボードレールに重なる
それは私が新しくなったカルーセル広場を横切っている時だった。 古いパリはもうここにない。(ある都市の姿は、 変わり行く、ああ!死すべき人の心よりも速く。)ボードレール 「白鳥」より
私の心の中に見えるのは、ぼろ小屋のあの一群や、 あの作りかけの柱の数々、 雑草や、水たまりの水で苔むした大きなブロック、 そしてガラス窓の中で輝く、雑然としたがらくた。
その場所に、かつて動物園があった。 そこで私は見た。ある朝、空はまだ 冷たく澄んでいるなか、「労働」が眼を覚まし、ごみ集めの荷車が 静かな大気の中に、陰鬱な嵐を巻き起こすような頃、
一羽の白鳥が、檻から逃げ出したのだろう、 水かきのついた足で、乾いた敷石をこするようにして、 ごつごつとした地面に、その真っ白な翼を引きずっていた。
出典 『悪の花』089 白鳥
街の形は変わる それがひとを排除するようなものでないことを
自由に人が離合集散し さらに出会いが増すような そのような街を
デベロッパーが人を選別するような 街でなく
新品のビルのなかできらびやかな人が高いものを食べる
その外に だれもが憩える ゆとりのベンチがあれば・・
京都ベンチプロジェクトblog
街にゆとりを 京都ベンチプロジェクト