表紙写真はチェコの名著善と悪の経済学
これがコロナ期、温暖化期に
これから世界中で求められ試みられること
結論から言うと
十分できる 会社が倒産してはいけないが
社員の給料を全員同じ比率で下げるなどしても
暮らしていけるし、質的に向上させることはできる
だから数字が縮小していても、
実質をあげることはいくらでも可能だ
誰かの切捨てと
その後のほったらかしは高くつく
むしろそうならないように
社会で支えるほうがよい
自動運動に身を任せないで、意思を持って行動を
チェコの経済学者セドラチェク
ハヴェル大統領のブレーンをつとめるかたわら、
経済における善と悪とは何かを追及した
数字が物事の一部分しか語らないことをためらわずに言い
いわゆる成長派経済学のまやかしを暴く
要するに、経済の「魂」ってなんなのか、
なんのためにみんな一生懸命仕事し続けるのか
ということだ
稼いでモノ買って、の繰り返しから卒業せよ
田舎暮らしが広まり、廃屋を改修して住み始めたら
日本は経済大国ではないが、
いい国になったと言われそうだ
会社はどうせ大国資本に呑みこまれる
シャープが台湾企業になったように
べつにそれでいい
GNPってなんだっていうこと
会社が規模は縮小させながら、利益率や自己資本比率はあげてゆくことはあり得る
ドイツは日本と似た国でありながら、
借金が少なく、あれだけ難民を受け入れてもそれを労働力として活用している
貿易戦争は、どうやっても大国に有利
もう車の交渉などでも、アメリカにたいして切るカードがないという
だから相手にたづなを渡して、うまくやっていく