緑の指は永遠の憧れ

亡きお姑様から畑を引継ぎ、この春から右往左往しつつ作業開始。
覚え書きを兼ねアタフタぶりを記していきます。

自家製キュアリングの結果

2021-03-14 11:25:38 | 
昨年秋に、仏間で始めたサツマイモのなんちゃってキュアリング。

仏間に設置した小さな4段のビニールテント?の中に、
サーモスタット付きパネルヒーターを入れ
外から加湿器で霧を流し込むという荒技で、
湿度90%以上温度30度以上をキープして丸々4日ずつ。

パネルヒーターが湿気でどうにかなりはしないかと
仕事中も目を離さず、寝るときもテントの横で寝た日々。

籾殻を入れたダンボールに埋めこんで、仏間に保存。大小5箱。

さていよいよ本格的に掘り出してみましょうと
昨日、ゥワッサゥワッサと籾をかき回す。

どれもこれも、しっかり元気なお芋たち。
傷などはネットで調べた通り、コルク状になっておりました。

苦労した甲斐がありました。

それにしても…

道の駅に出すには微妙な量。
でも、そのためにキュアリング頑張ったしなぁ。

出荷期間とか申告しないといけないのだけれど
これ、期間というよりも、1回か2回で
全部出荷して売り切りたいところ。

なんだかあっという間になくなってしまうなぁ。
それも寂しいなぁ。

冬の間にだいぶ自家消費もしたし、
今でも大きな鍋に蒸すとすぐ無くなる。
いっそ自家消費と苗採り用にしちゃおうか。

出荷してわかったのは
売上計算するとやる気がなくなってく。
サツマイモ2本で198円で売ったとして30袋出すのに60本。
それが単純売上で6000円行かず、さらにそこから手数料。

農業系の雑誌などで、『直売でどんと売上あげてます〜♪』なんて記事を見かけるけど
やっぱりそれなりの売上を上げるには、それなりの作付けをして
それなりの資材投入して、それなりの手間暇かけて…なんだなぁ。

まあ、今年も頑張るけどさ。

昨年急に任されたサクランボの世話も、
草刈り機械やら肥料やら鳥獣害対策やら噴霧器やらで完全に赤字だし
雑草がどんどん生えるから草刈り回数多いし、ネット外すのすごく大変だったし
剪定は寒かったし、これからまた新しいネット買って張らなくちゃだし…

で、昨年みたいにまた鳥とハクビシンに後半全部やられたら
…続けられるかなぁ。

収入にはつながらないなぁ。
もうこれってただの趣味だよね。
趣味のためなら儲けはなくてもいい…まるで同人誌の世界。

困ったなぁ。

楽しいんだけど、生活の糧にならない。
趣味と実益兼ねたいんだけどな。



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