『ばーちゃ~~ん』・・・
閉め切ったガラス戸のお外から、遠いおかーさんの声が聞こえた気がして、ばーちゃん早めのお昼寝からむっくり。
ちょっとだけ横になったつもりが、30分ほどのお朝寝になっちゃったみたいだけど、おそとは晴れたり曇ったりのうちの、おひさまサンサンなんだけどにゃ。
今度はきちんとした声で
「ばーちゃ~~ん!」
うん?。聞こえたみたいにゃ。やっぱり呼ばれてたんだ・・・。
急いでガラス戸を開けると、外出から帰ったばかりの姿のおかーさんが、お車の傍から
「雨が少し降ってるのに。急いで洗濯物取り込んで!。」
え~~?。
青空もひろがってて、お日様が出てるのに、時々触るひやひやした雨のかけら?。
お天気雨だ><。
手すりが濡れるほどではないし、泰山木の葉っぱも濡れてないし・・・。
けど、おかーさんが自転車で帰ってくるときに、ひやひや雨がお顔に当たってたんだって。
まだ生乾きのお洗濯を取り込むのが嫌なばーちゃん。
しばらくベランダでお空を眺めていたけれど、
「お天気雨だったみたいだけど、軒下だった洗濯物はまだ乾いてないし、ぬれたほどでもないから、このまま様子見してみる。」
ばーちゃんは網戸だけ閉めて、お空とお洗濯ものを見守りながらテレビをつけて、台風の様子を見極めようとしてるんだけど、どこに行きたいのか、どうしたいのか全くワカランポンのばか台風><。
いつまでぐずぐずしているんだろう?。
よっぽど《ニッポン》が好きなんだろな。😠
分かったから、もうそろそろ地図の上の、北の方の広い海に行っちゃってください。お願いします。🥺<(_ _)>。
そうはいっても、今は台風のさなかにゃ。
やっぱりすぐに迫って来た黒雲と遠いゴロゴロに脅かされて、ばーちゃんのお部屋は生乾きのお洗濯ものに占拠されてしまいましたとさ。にゃんにゃん。
それにしても、この台風はいつ迄うろうろしてるつもりなの?。
あ~~ぁ。・・・