“ 何でもないようなことが~♪ 幸せだったと思う~♪ ”
と、歌がありましたが・・・
今日はちょっと真面目な、独り言のような話。
なので、気が向いた方は読んでください。
平凡でも、いろんなことがあって忙しい毎日をみんな送っていると思う。
私もそう。
母が74歳。
少し具合が悪くなって病院へ。
誰でも経験する「よくあること」。
考えると
友達のような2人姉妹の姉も、
結婚すればパッと家からいなくなる。
これも当然。
父も死ぬ。
若い頃はずーーっと続くような気がしていた
当たり前の生活は、
当たり前だけど年数とともに変化していく。
振り返ると、
姉妹で好きなTV番組を見るとか、
一緒にお弁当を作るとか、
わいわいきゃっきゃと過ごしていた
何でもなかったようなことが、とても懐かしく感じる。
時々母と一緒に買い物に行く。
「この野菜、きれいね。」
「あー、ほんとだ。安いやん。」
「買っとこー。」
「私も買っとこー。」
一緒に同じものを見て、なんとなくしてるこんな会話も
いつか貴重な時間だったことに気づくのかなあ・・・。
と思うと、一つ一つが愛おしく思えてくる。
新聞の人生相談にこんなものもあった。
◆「70代の男性。妻が急死し、心に大きな穴」
晩年、2人で旅行を楽しんでいたけれど、
奥さんが旅行から戻ってすぐに、
病気で亡くなられたのだそうです。
いつかは誰でも経験することなのだろうけど、
そう簡単に心の整理がつくものではないと思います。
それならせめて、一緒にいられるときは、
心温まる時間を共有したいものです。
と、言いつつ、
「ああもおー、うるさいなあ!」と、
文句を言ったりしてしまうのですが。
ちょっとしたやりとりでも、
何でもないような「これ」!
「幸せっ!」
って思えたらお互い幸せな時間が積み重なって、
幸せな人生って言えるのかな。
こんなことを書きましたが、
ちなみに74歳の母は、
別に生きるか死ぬかの病気ではありませんので、ご心配なく。