映画は、一度観ていてもけっこう忘れているもので・・・。
何度も観ると、映画の良さを奥深く味わえて、
製作された方々の思い入れが、
ひしひしと伝わってくるので、
今まで観た映画を、また観返したくなってしまいます。
★サバイバルファミリー
いつものように、すぐに解消されるだろうと
タカをくくっていた停電。
電気も電波も通じず、情報も遮断。
いつ解消されるかも分からなくなり、
じわじわとサバイバル化していくのですが、
何となくバラバラだった家族が、
協力し合ってガッツリと団結していく、
(生きていくために必死だったわけですが)
清々しくも感じられる作品でした。
ありえない設定ではあるけれど、リアル感と笑いもあって、
3度観て、好きな映画の一つになりました。
★浅田家
消防士、強盗、ヒーロー戦隊、反社、バンド・・・。
いろんなシチュエーションのコスプレ写真を
家族で撮影。
写真集も話題になりましたね。
映画も観ているだけでほのぼのしましたが、
そんな中、起こった東日本大震災。
被災地から拾い集められた写真を、
一枚でも被災者のもとへと活動する様子に、
写真の重みを改めて感じさせてくれます。
今はデータ写真が主流ですが、
やっぱり、プリントアウトされた「写真」は、
無くしてはいけませんね。。。
お兄さん(妻夫木聡)が懐が深く、
お父さん(平田満)が優しくて、良かったなあ。
でも、浅田家のような家族。
=「バカなことを真剣に家族で出来る」って、最高ですっ!
★愛にイナズマ
豪華キャスト!
前半は、
理不尽に映画監督を下ろされる、
花子(松岡茉優)が痛々しいのですが、
10年以上疎遠だった実家の
二人の兄(池松壮亮・若葉竜也)と父(佐藤浩市)もとへ。
過去に父が起こした傷害事件がもとで、出ていった母。
どうしようもない家族の力を借りて、
映画監督の再生を目指す花子に、
母の失踪の本当の理由も明らかにされ、
少しずつわだかまりも解けていきます。
ちょっと不思議ちゃんな、
恋人(アシスタント)役の窪田正孝さんも良かった!
最後は感動のハグ。
家族でハグって、しなかったなあ・・・。
しとけば良かったなあ・・・。
なんて、自分の家族を思い出します。
書いてたら、もう一回観たくなってきた・・!